先日、市役所の幹部職員の皆さんに「消滅可能性都市行田 を救うのは?」
という題でお話をさせていただきました。
現在は高齢者・障碍者・母子は戦後福祉三法の名残で、その支援は縦割りになっていますが、
生活困窮に陥る2つの共通点は?
1 病気・失業・家族の問題・住宅など複数の課題が重複している。 (;_;)
2 誰ともつながらず社会から孤立している。 (;O;)
これを解決するには
1 縦割りでは解決しない⇒「丸ごと」が重要
2 支援にあたっては「つながりの再構築」が必要
行政の支援だけでは、立ち直ったように見えても、残念ながらやがてもとに戻ってしまう例が多いのが現実です。(´Д`;)
このためには「一人一人が社会とのつながりを強め、周囲から認められる」という実感を得ることが自立に向けて踏み出すための絶対条件(^▽^)v。
高齢者でいえば、元気な高齢者がボランティア養成講習を受けて、移動、買い物、見守り支援を行うこと。ご自分が地域の役に立つ実感が必須です。
そこには支援の「受け手」を「支え手」にする工夫が求められています。
(*^▽^*)/\(*^▽^*)
もう一つ大事な視点は
「聴こえの保障」です。 本当に困った人は、市報や回覧板も見ないし、モチロン役所の窓口には来ません。(これを役所の「窓口申請主義」と言います。)そのため、必要な支援が聞こえない(届かない)ということです。
そのためにはこちらから出向いたり(アウトリーチ)、見守ったりする仕組みを作って「他人事でない我が事」としての対応が必要です。
地域包括ケアシステムに引き続き・・・
が少子高齢化で介護する若者も減ってゆく中で、必要また自然な考え方です。
高齢者も障碍者も子供もごちゃまぜで社会を作る。
これが共生型サービスの考え方です。
今は富山型デイサービスを言われていますが、その当時は高齢者・障碍者・母子を一緒の処遇をすると、法に触れ、入り口を変えろとかお互いを接触させないように、指導を受けたということです。縦割りの弊害です!/(-.-;)\
高齢者だけにすれば、補助金がでますよ。と言われたそうですが、赤字でも歯を食いしばって、あるべき姿を求めて、正しいことをやっていたら時代がやっと追い付いてきたと・・。
┗(^▽^*おいっしゅ~
致せり尽くせりのケアのついている施設でケアを受けるだけ(貰うだけ)では、人は元気になれません。ごちゃまぜのコミュニティがある長屋のような生活の場で、役に立ったり、お世話をしながら元気になってゆくのです。
制度のはざまで、身近な生活課題(電球の取り換え・ゴミ出し・買い物・通院のための移動)に他人事でなく我が事として、かかわってゆく、お節介(*^^)vが求められています。
このお節介を互助といいます。
どうかみんなもお節介(*^^)vになって我が町の「我が事丸ごと 地域共生社会」の実現に力を貸してくださいね。\(*^▽^*)ノ