【講演会に参加しました 】
11/23 脱温暖化フェア in ひろしま
広島県産業会館
『子どもたちの未来のために考えたい
エネルギーや環境のこと』
講師:キャスター・千葉大学客員教授
木場 弘子(きば ひろこ)さん
ご自分でも言われる通り、
横道にそれつつのお話で、
肝心の環境のお話をもっと、しっかりお聴きしたかったなぁ~と
思いましたが、
最新情報や
「人をひきつける話し方」「わかりやすく伝える」という事を
見せていただくことができました
ベストミックスの資料の内容は、
経済産業省主催だからでしょうか?
木場弘子さんのぶろぐに、この講演会の事が書かれていました。
こちらをどうぞ
▼講演前
http://ameblo.jp/hiroppy29/entry-11710907205.html?frm_src=thumb_module
▼講演会
http://ameblo.jp/hiroppy29/entry-11710912555.html#main
▼木場弘子さんprofile
http://www.knicks29.com/profile.html
写真撮影禁止の為、
以下の、図表等は、別サイトからです。
地球温暖化の実績と今後の予測
実績 気温 1880~2012年
世界の平均地上気温は、0.85℃上昇
海面 1901~2010年
世界の平均海面水位は19cm上昇
予測 気温 1986~2005年までの平均に比べて
2081~2100年は、最大4.8℃上昇
海面 1986~2005年までの平均に比べて
2081~2100年は、最大82cm上昇
出典:IPCC第5次評価報告書第一作業部会報告書
政策決定者向け要約(SPM)の概要(速報版)
修正の可能性あり
各国のエネルギーと食料自給率(2010年)
食料自給率 130 65 121 93 39 50
(カロリーベース)
(出典)
IEA "Energy Balance of OECD Countries 2012"
IEA "Energy Balance of Non-OECD Countries 2012"
資源価格の近年の推移
10年間で、各資源は2倍~4倍も価格が高騰
2003年1月 2013年1月
原油 WTI/バレル 33.094.7 2.87倍
石炭 豪州産/トン 26.799.4 3.72倍
ウラン /ポンド 10.242.8 4.20倍
天然ガス /100万BTU 5.017.8 3.56倍
日本はアメリカの5.4倍
アメリカ 5.5 3.3 0.6倍
欧州 3.211.4 3.56倍
単位USドル
出典:IMF - Primary Commodity Prices
息子さんが、学校の先生に聞いてきた話。
「原油高で納豆が10粒減っているんだって」
実感を持って感じさせる「今」を伝える
授業をしているすばらしい先生。
その後、息子さんは、
「都内のタクシーの運賃があがるんだって。
たぶん、運転手さんの給料を
さげないようにだろうね。」と
自分で考え、想像するようになったそうです。
木場さんも、1日3分でも、社会の動きを伝えられる
先生になってほしいと大学生に伝えているとのこと。
そこで、
クイズ
原油高でちくわ業者さんが困っています。
どんな工夫をしたのでしょう
①穴を大きくした
②長さを短くした
③本数を減らした
④材料のつなぎを大きくした
正解は、一番下をご覧ください。
世界のエネルギー資源確認埋蔵量
※1:BP統計2012、※2:OECD-IAEA「Uranium2011」
出典:「原子力・エネルギー」図面集2013
増加する中国の発電電力量
中国:1年間の電力需要の増加量は、
中国電力全体の約5.7倍
2008年~2009年 2492億kWh
※2012年度の中国電力の
総発電電力量:約437億kWh
世界人口の推移
2000年 61.2億人 2050年 93.1億人
部門別にみた最終エネルギー消費量の推移
(35年間)
産業 1.05倍 民生 1.96倍 運輸 1.81倍
非エネルギー 0.70倍
世帯人数の減少
日本の電源別CO2排出原単位の比較
エネルギーベストミックス
3つのモノサシで比較して、リスクを回避しよう
火力 再生可能 原子力
安定性 ○ × ○
環境性 × ○ ○
経済性 △ × ?
必要な条件 長期資源確保 広大な面積 安全対策
バックアップ電源 社会的受容
安定化コスト 放射性廃棄物処分
家庭関連・事業者等関連CO2伸び率
管理主体別CO2排出量の構成比、伸び率
1990年度CO2に占める割合 2005年度CO2に占める割合
家庭関連 17% 40%増加21%
事業者等関連 83% 8%増加79%
家庭関連 =家庭部門+運輸部門の家庭の自家用車+
一般廃棄物からの排出
事業者等関連=エネルギー転換部門+産業部門+
業務部門+運輸部門(家庭の自家用車除く)
+鉱業プロセス+産業廃棄物からの排出
家庭部門用途別エネルギー消費(2012年/2010年度)
自然は、祖先からの「贈り物」ではなく、
子孫への「預かりもの」である。
アメリカンインディアンの言い伝え
なるべく自立する、
分母を減らす=省エネ
地方にあったエネルギーを生み出していく
CO2を減らす技術を移転し、
カーボンオフセットしていく、、、
温暖化を止めることは、むずかしいが、
ゆるめることは、可能、
毎日の生活の中で、意識改革をすることが大切。
クイズの答え
②長さを短くした