先日ドンキに立ち寄った際、一部ネット界隈で評判だった「ごまにんにく」というふりかけを探してみたんです。ブツはあったんですが、その傍らには新商品だという「ごまにんにくバター醤油味」が。そんなもん旨いに決まっとるがいッッ!と脊髄反射で手に取ってしまいました。その横にあったやはり新商品の「ごまにんにくマヨネーズ味」も捨てがたかったですが、バター醤油味には勝てない。いつも朝食は納豆玉子かけご飯にしていて、ご飯が余ったらふりかけをかけているのですが、「ごまにんにくバター醤油味」だけでご飯何杯でもいけてしまいそうです。



 

 秋季アニメも続々と始まっているようなので、夏季アニメの感想をどんどん終わらせていきたいところなんですが、総集編を挟んだが故にまだ終わっていない「サイレント・ウィッチ」という作品があって…。ま、出来るところからやっていきますか。まずは「光が死んだ夏」。上空から見ると人型にも見える田舎の集落で起こるホラーサスペンスです。


 

 まずは1クールで終わるのかと思いきや2期制作という思いがけない告知があり、そうか、それでこんなにぐだぐだ展開だったのかと納得しました。終盤やっと物語が動いてきたので、一気に終わらせてくれるのかと思ったのに残念です。というのは、2期を見るつもりがないため。

 


 

 本作、BL臭が濃厚なんですよ。「ウホッ!」「アッー!」はネタとしては大好きなんですが、私はノンケなものでガチで見るのはかなりキツいです。百合なら見られるんですけどね…。それでもホラーや謎解きが主軸であれば我慢するのですが、そっちはなかなか展開しないから。



 

 失踪した光が、姿はそのままに人ならざる何かに変わって戻ってきた。それに気付いたのは光に友情以上の感情を抱いていた親友の佳紀。それはいいとして、同居する光のママンが全然気付いていないのには強い違和感があります。「寄生獣」ではパラサイトになってしまった田宮良子に、離れて暮らしていた母親は一目見て気付いました。作品が違うから、と言われればそれまでですが、私には「寄生獣」の方が自然で説得力がありました。



 

 BL系作品のせいか、登場するJK達もルックスが可愛くないんですよね。性格は悪くないので、それはそれとして普通に可愛く描いてくれれば良いのに。そのせいで霊能がある中年主婦暮林さんがヒロイン的立ち位置になっていたような。佳紀の妹も可愛くないし、そういうところにノンケも楽しめる要素を残しておいてくれたら良かったのに。



 

 光は集落で長年信じられてきた祟り神「ノウヌキ様」なのかと思われましたが、光自身に自分の正体について全く覚えがなく、その正体についても解明すべき謎なのですが、2期は見ないので正体はわからずじまいですね。いっそクトゥルフ系でもいいんじゃないでしょうか。「異次元の色彩」とか「時間からの影」みたいな。



 

 次は「ウィッチウォッチ」。春季から連続2クール放映されました。千年に一人という特別な白魔女のニコは「1年以内に災いが起きる」と予言されており、鬼の力を持つ幼馴染の守仁を使い魔として同居生活をすることに。そこにさらに天狗の使い魔・監志、狼男の使い魔・圭護、吸血鬼の使い魔・見晴も加わり、賑やかな毎日を過ごすことになります。



 

 ニコを狙う黒魔女(ウォーロック)の襲撃というのは何度かありましたが、予言された「災いの日」はまだ来ていないようです。それはそれとして、いわゆる日常回が非常に面白いので、メインストーリーの進行に深く関わる「黒の組織」そっちのけとなっている某名探偵のように、「災いの日」そっちのけで面白おかしい日常回だけを続けて欲しいのですが。



 

 この手の作品の主人公は往々にしてトラブルメーカーとなりがちで、実際ニコにもその気は強くあるのですが、可愛いおバカなのと、常に人の役に立ちたいという意志を持っているので、ウザいという感じはしなくていいですね。CV川口莉奈はアニメ初主演かと思いますが、非常に好演していると思います。



 

 ニコと使い魔達のドタバタもいいのですが、魔女や使い魔と直接関係のない学校関係の話も面白いです。妙すぎる生徒会もさることながら、オタク絵師の女生徒とガチオタの女教師の話が非常に面白くて、もうそっちの話で一本新作アニメ作って欲しいぐらいです。



 

 原作者篠原健太は週刊少年ジャンプで連載した「SKET DANCE」で小学館漫画賞を、ジャンプ+で連載した「彼方のアストラ」で第12回漫画大賞を受賞を受賞しており、ともにアニメ化されるなど、集英社のヒットメーカーとなっています。漫画家は1作ヒットさせるのが大変な世界のようですが、3本もヒットさせるとは。余談ですが、世間にウケさせよう、流行らせようという意図見え見えの後期OPダンスが完全にスベっていたのは笑いました。



 

 2期制作は必至ですが、そうなると黒魔女とのバトルも必至なんでしょうか。日常回だけずっと見ていたいんですが。ちなみに魔法を使う女性(魔女)がウィッチ、男性がウォーロックだそうですが、本作では人々を救うことを使命にする白魔女がウィッチ、私利私欲のために魔法を悪用する黒魔女がウォーロックということになっています。なのでウィッチ、ウォーロックの双方に男性も女性もいるという不思議な事態になっています。



 

 最後に「出禁のモグラ」。原作者の江口夏実は「鬼灯の冷徹」が大ヒットしており、なんと星雲賞コミック部門を受賞しているという。SFなのかあれは。「出禁のモグラ」は「鬼灯の冷徹」の連載終了後の「モーニング」で連載しているので、事実上の後継作ということに。



 

 あの世から出禁を喰らっているという謎の男モグラと関わってしまった故に霊が見えるようになってしまった大学生コンビ(真木と八重子)が遭遇する様々な怪現象の話です。2~3話で展開する話が4本ほどで1クールが終了しましたが、1話分の途中で物語が終わり、そこからまた次の物語に入っていくという不思議な展開が多く、この話は今回で終了、次回から別の話が始まるといった区切りの良さがないのですが、別に不快とかいう訳ではなく、そういう作品なんだなという。



 

 原作からそうなんだから仕方がないのですが、キャラデザインがイマイチ。特に真木のブサメンぶりはひどい。モグラもCV中村悠一のわりには格好良くないですが、見ているうちには慣れたかな。やたら長生きしているらしく、そのせいで醒めてたり、やれやれ系なのかと思いきや、結構お人好しで人と関わるのを厭わないところがあります。



 

 個人的にはヒロイン格の八重子のCVが藤井ゆきよなのがいいですね。この人はもっと主要キャラをやっていくべきだと思います。あるいは主要じゃなくても目立つ役を。「異世界美少女受肉おじさん」のティロリロ・リリリ・ルーなんか面白かったですね。



 

 キャラ的に一番立っていたのは猫附杏子。猫附家は代々化け猫憑きで短命であり、先祖がモグラの助けを受けて以来腐れ縁の関係となっていますが、外部から嫁いできた杏子さん自身は化け猫憑きではなく霊感もなく、でもなぜか対面した人の未来らしき映像が閃くように視えることがあるという不思議な人です。CV種﨑敦美ですが、この人は幼女からおばちゃんまで本当に守備範囲が広くて驚きますね。



 

 それまでも度々登場しながら発言がほとんどなかった浮雲さんが、最終回で真木から質問されることでかなり会話しており、あの世から出禁を喰らっているモグラの看守的役割であることや、モグラが元々は神だったことなど、物語の根幹に関わる断片を明かしてくれました。CV庄司宇芽香は「ゲゲゲの鬼太郎」(6期)のやたら美少女化したねこ娘を演じていた人ですが、個人的には「ときめきメモリアル4」の郡山
知姫で記憶しています。

 



 JKとは思えない大人びた先輩キャラでした。「ときメモ」は無名な声優をキャスティングしていましたが、「4」ではかなり有名声優を起用しており、花澤香菜、加藤英美里、井口裕香、福圓美里、水橋かおり、阪口大助、中村悠一など今も活躍する声優がずらっと揃っていましたが、もう16年も前の作品なんですよね。皆さん息が長いなあ。



 

 閑話休題、本作はキャラデザで人気が出るという作品ではありませんが、話は面白いので近々の2期制作を期待しています。モグラは「ワンパンマン」の無免ライダー的なキャラに思えます。「中の人」が同じということもありますが、弱いけど強い、みたいな部分が。見ていない人には意味不明でしょうが。あと自転車を爆速で走らせるとことか(笑)。