前回のエントリでGoogleDriveの転送速度が非常に遅いということについて述べたが,自分の回線の問題が判明したので追記する.

 結論から言うと,うちのADSL回線がアップロードのボトルネックであったようだ.GoogleDriveは現在の転送スピードが表示されないので,TCP Monitor Plusというダウンロード・アップロードの速度をモニタリングするフリーソフトをインストールした上で転送を行った.すると,0.2MB/秒程度の転送速度だった.




 そのため,光回線に変更した上でアップロードを再開した.すると,転送開始直後は8MB/秒という高速で転送が始まった.この速度なら1日も掛からずに転送が完了すると思ったのも束の間,1時間もしないうちに転送速度が急に下がり,1.7MB/秒くらいで固定してしまった.これはおそらくGoogleDriveのサーバーもしくはプロバイダ側での制限が掛かったのではないかと思われる.ただ,1.7MB/秒でも従来のADSL回線と比べると10倍近い速度だ.結局,丸6日程度PCの電源を入れっぱなしにして放置しておいたところ,500GBのファイルの転送が終わった.

 今回の件では,大容量のファイル転送を快適に行おうと思うと高速の回線が必要だと改めて感じた.大容量のクラウドストレージプランへの加入を検討の方はご自身の回線で快適に転送できるかの検討を事前にしておくことをオススメしたい.