これまでGmail用のクライアントとしてiPhoneで愛用してきたMailboxが2016年2月を持ってサービス終了となることが発表された.残念過ぎる!!


 こちらがMailbox.このシンプルで洗練されたインターフェイスが好きだった.左右のフリックで簡単にアーカイブ,削除,スヌーズが出来るのもこのアプリが発表された当時は画期的だったと思う.でも以下に示すような後発のアプリに似たような機能が実装されたことで優位性がなくなってしまったのが残念だ.代替となる乗り換え先アプリを探さないといけないので,いくつかの候補を比較してみた.


 こちらはGoogleが提供しているInbox.非常にカラフルで,添付ファイルやフライト・ホテル情報などが自動的に小さな画像で見やすく表示されることが特徴.ただ,僕にはカラフル過ぎて目が疲れる感じがする.また,スヌーズ機能がとても使いにくく,日時を指定してスヌーズを設定するのに相当の回数クリックしないといけない.それ以外はほぼ文句のない作り.



 こちらはBOXER.左右のフリックをかなり自由度が高くカスタマイズすることが出来るのが特徴.一方で,スヌーズ機能は持っていないのが大きなデメリット.外部サービスであるsaneboxと連携してスヌーズ機能を使うことが可能だが,saneboxは1ヶ月あたり7ドル~の有料サービスであり,スヌーズ機能のためだけにはその料金は払えない.なかなかInboxを超える魅力は見出しにくい.



 こちらはMicrosoftが提供しているOutlook.Outlookというと昔からながらのWindowsのださい,使いにくいイメージがあったが,なかなかこれがよく出来ている.まず,インターフェイスがMailboxに似てカラフル過ぎないのがいい.スヌーズもMailboxとほぼ同様の仕様で,使いやすい.また,Dropbox,OneDrive,GoogleDriveと連携して,添付ファイルやダウンロードリンクをクラウドから挿入できるのも良い.Googleのアドレス帳がすべて読み込まれており,タブの切り替えですぐに表示されるため,メールの新規作成はMailboxよりも簡単と感じた.

 カラフル過ぎないシンプルなインターフェイスであること,スヌーズ機能が使いやすいことが僕が最も重視する点だ.致命的な欠点もないことから,しばらくはOutlookでやってみることにした.スヌーズ機能は特に重視していない方であれば,Inboxも使いやすいと思う.


 iPhoneやiPadの場合,Apple純正のSafariでは「ホーム画面に追加する」のメニューから簡単にホーム画面にブックマークを置くことができる.しかし,このホーム画面に置いたブックマークをタップした場合,自動的にSafariが開いてしまい,他の例えばChromeなどで開くことはできない.脱獄すればこれをChromeで開くように変更することもできるのだが,以下ではあくまで通常の状態で,「iPhone/iPadのChromeのブックマークをホーム画面に追加する方法」を考えてみる.


 今回は,様々な作業を自動化するアプリであるWorkflowを用いた方法を使用する.400円と有料のアプリだが,アイデア次第で色々なことを自動化できる神アプリだ.まずは準備として,Workflowをインストールする.



 次に,iPhone/iPadでここを開く.Safariが立ち上がり,専用Workflowの追加が促されるので,GET WORKFLOWをクリック.



 すると,Workflowアプリに切り替わって,上記の画面が表示される.Clipboardの表示を削除.




 ホーム画面にブックマークしたいサイトのURLを入力する.ここでは例として,当ブログのURLを入れてみる.さらに右上の歯車マークをタップ.



 NameやIconなどを任意で変更できる.




 ここではNameを電脳医師に,Iconを上記のものにしてみた.Iconは選択肢がたくさんあり,色も選ぶことができる.最後に,「
Add to Home Screen」をタップ.




 すると,Safariのこの画面が立ち上がる.表示されている通り,画面下のアイコンをタップして,次に開いた画面で,「ホーム画面に追加」をクリック.



 これでホーム画面にChromeで開くブックマークを追加できる.



 アイコンをタップすると初回のみ上記の画面が表示される.「Run Workflow」をタップ.



 すると,ブックマークがChromeで開いた.以上,Workflowを利用した「iPhone/iPadのChromeのブックマークをホーム画面に追加する方法」でした.





 最近のアップデートでChrome for iOSがLastPassと1Passwordをサポートした.これまではiOS版のLastPassや1Passwordはブラウザを内蔵したスタンドアローンのアプリだったので,Chromeでブラウジングしている際にパスワードの入力が必要なサイトを見たくなった際はいったんChromeを終了してLastPassや1Passwordを別に立ち上げる必要があった.ChromeとLastPass(もしくは1Password)の間を行ったり来たりするのも面倒くさいし,LastPassや1Passwordは立ち上げの度にマスターパスワードの入力か指紋認証を求められるのもまた面倒くさかった.


ここでは,僕が使っているLastPassでChromeとの連携法を解説したい.


まずはChromeを立ち上げ,サイトを開く.次に上記の赤丸を付けたボタンをクリック.



次に上記の赤丸のボタンをクリック.



上記のメニューが開くので,LastPassのアイコンをクリックする.



そうすると,LastPassが立ち上がる.自動的に該当のサイトが表示されるので,クリック.



そうすると,Chromeに自動的に戻り,LastPassに保存されているログインIDとパスワードが自動的に入力される.この方法を使えば,ブラウジングはすべてChromeで完了してしまう.素晴らしい◎




 Lavie Zのバッテリーの持ちが悪くなっているのが気になっていたのだが,最近になって,「バッテリーが劣化しています.交換して下さい」というような表示がでるようになってしまった.Yuryu's Battery Informationを使ってバッテリーの消耗度をチェックしてみたところ,




 「設計」の項目にあるように,元々は33300mWhだったのに,今はフル充電でも13087mWhと1/3くらいまで消耗してしまっている.道理でバッテリーの持ちが悪いはずだ(-_-;)

 Lavie Zも含めてだが,ウルトラブックは軽量化のためにバッテリーは本体に完全に内蔵されており,自分ではとりはずせない設計になっていることが多い.それでもどうやら裏蓋は簡単に開けられるというネットの情報もあったので,自分でバッテリーを交換する方法が可能かどうかをgoogleで調べてみたのだが,まずLavie Zのバッテリーは普通には市販されていないことがわかった.また,バッテリーを送ると,バッテリー内の「セル」と呼ばれるまさにバッテリーの本体のようなパーツを新品に組み替えてくれる業者が存在することもわかった.しかし,ネットでの評判があまり芳しくない.へたをするとLavie Zが巨大な置き物と化してしまいそうなので,やむなく,NECの正規の修理窓口を介してバッテリー交換を依頼することとした.

 電話で申込をすると,佐川急便が梱包用の箱を持って自宅まで回収に来てくれた.こちらの手元を離れてから3日目には修理が終わった連絡があり,5日目には代引きで配送された.電話サポートのお姉さんも感じが良く,全体を通して非常にスムーズだったのは○.




 交換後.当たり前だが,元々の33300mWhに戻っている.快適に使えるようになって満足しているが,代金はおよそ27000円也...この値段設定はもう少し考えてもらいたい.この機会に買い換えることも考えたけど,Windows 8.1にはしたくないし,来年になればWindows 10が出て,今の8.1よりは良いものになるんじゃないかと期待していることもあり,あと2年くらい現行のマシンを使いながら様子を見ていくことを選択した.以上,Lavie Zのバッテリー交換顛末記でした.




 最近,Evernoteの動きがもっさりしてきて,急なフリーズも頻繁に起こるようになった.そこで調べてみたところ,データベースの最適化という方法があることがわかった.Evernoteはどうやらデータベースが肥大化してくるのに従い,動作が遅くなったり,不安定になることがあるようだ.以下はWindows 7,Evernote 5.5.3.4236での内容.

 予め,Evernoteは終了しておく.Windowsのファイル名を指定して実行から,Evernote.exe /DebugMenuと入力してOKをクリック.Evernote.exeと/DebugMenuの間に半角スペースがいることに注意.




 すると,Evernoteが立ち上がるが,通常と異なり,メニューに[Debug]という項目が現れる.




 [Debug]から,(O)データベースを最適化をクリックする.




 約2000のノートの最適化が30分くらいで終わった.その効果は,,,「すごい!」の一言.サクサク動いてものすごく快適.もっと早くやっておけば良かった.Evernoteの動作が不安定でお困りの方は是非お試しあれ.