7月7日東京は中目黒の楽屋(らくや)で行われたOhta-SanのLiveに行ってまいりました。

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会場の楽屋には開演の1時間前に到着したのでビールと軽食をオーダー。案内された席は前方のテーブル席。Ohta-Sanがこんな至近距離で見れるのかと期待が高まります。すでに客席は満席で、みなさんお店自慢の料理とワインを楽しんでおられます。人生の折り返し地点をとっくに過ぎている私ですが、客席を見渡す限り年少の部類ですね。

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そんな大人の雰囲気が漂う中、時間丁度にOhta-San登場。一曲目「スターダスト」が始まりました。愛器マーティンから奏でられる音の美しいこと…。ラテン系の曲、ハワイアンと次々と曲を披露、ご本人は「もう歳だから速い曲は大変」と仰っておりましたが、いえいえなんのその高速パッセージも難なくこなします。

曲間にはお得意のジョークを飛ばしてくれます。中盤ビートルズの「サムシング」の演奏後ジョージ・ハリスンがハワイとウクレレを愛していた話もしてくれました。Ohta-Sanの口から大好きなジョージの話を聞けて感動です。

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終盤はリクエスト・タイム。台本なし、譜面なしのガチンコです。「どんな曲だっけ?」とか「出だしを忘れちゃった!」などとボヤきながらも、結局はちゃんと応えてくれました。あんな美しい「ミスティ」は聴いたことないなぁ~。そして「ソング・フォー・アンナ」、これを聴かなくちゃ帰れませんよね。「ウェーブ」や「イパネマの娘」といったボサノヴァも印象的でした。それからOhta-Sanが石原裕次郎さんに書いた曲「ハワイ」。これは私にとっても思い出深い曲。なにせ私がOhta-Sanファンになるきっかけとなった曲ですから。涙ものでした。

Ohta-Sanを聴くのは至上の喜びですね。ウクレレの可能性を限りなく拡げ、彼が作った道の後に多くのウクレレ・プレーヤーが続いてます。ビックリするほどの超絶技巧を持ってる若手もどんどん出てきました。だけど実はOhta-Sanのプレー・スタイルはワン&オンリーで、どんなウクレレ・プレーヤーも真似できないものです。
多分絶妙なタイム感覚がそうさせているんじゃないかと思います。

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ギターで言えばジャンゴ・ラインハルト、ベースならジャコ・パストリアスみたいに、強力な磁力に惹きつけられて、様々なプレーヤーが真似するけど、誰もあのような魅力的な演奏にならない。それは彼らの体内にある絶妙なタイム感覚のなせる技だと思います。その絶妙なタイム感覚とは結局 ”歌心” ってやつなんでしょうね。

やぁ~、Ohta-Sanを生で聴く(観る)という念願がようやく叶いました。

忘れられない七夕の夜です。