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福祉施設送迎の運転について考える

福祉施設送迎の運転手をしています。高齢者や障害者の身体に負担のないように運転するにはどうしたらいいのか考えてみます。

福祉送迎で多く使われているワンボックス車は、
前輪が乗用車と同じコイルスプリング、
後輪がトラックと同じ板ばねが採用されている。
運転席は前輪の上にあるので乗用車と同じように感じます。
しかし、利用者が乗る後部は板バネは、段差で跳ねます。
さらに車椅子で乗車の場合は衝撃をより感じます。
運転席では小さな衝撃も、後部座席ではより大きな衝撃を感じることを理解して運転しましょう。
機会があれは、車椅子で一度乗車してみることをお勧めします。
管理者の方もこれから運転を始める職員に車椅子体験乗車をすることは「ゆっくり走りなさい」と言うより効果があると思います。
雨の日の送迎は憂鬱ですね。
利用者さんを濡らさないようにしたり、視界が悪く運転にも気を使います。
小雨の場合は、出発前に窓やミラーを拭き視界を少しでも良くしましょう。
また、窓の曇りが発生する事を予測し外気取り込みとフロントガラス下部からの送風のスイッチを確認しておきましょう。
走行中は歩行者も傘をさし視界が悪く車を認知しづらい状況にある事を理解しましょう。
違反ではありますが傘をさし自転車を運転する人にも注意しましょう。
停車場所に近づいたら乗降場所が水溜まりになっていないか確認して停まる事は福祉送迎の礼儀です。
雨の日は制動距離が延びますが急ブレーキをせず、スピードを控えていれば、そんなに気にすることはないでしょう。
急ブレーキを踏むのは危険回避の時だけである。
普段は利用者さんの身体に負担のないブレーキを心がけたい。
加速度が0.1Gから0.2Gの間のブレーキが乗っている人に負担のない範囲である。
40キロで走行している場合、およそ60mかけて停まると0.1G、30mかけて停まると0.2G。
30m以内で停まると急ブレーキになる。
停まる時は、アクセルをゆっくり戻し、ブレーキを軽く踏み、それから踏み増していく。
停まる前に少し戻して停止するとスムースである。
ブレーキは優しく踏みコツンと感じさせるようなブレーキは福祉の運転には向かない。