鼻ぺこの実の父親は、もう随分前に亡くなっている。
父親っ子やった鼻ぺこは、本当に本当に可愛がってもらった。
はじめて出産した時、毎日病院へ来て、看護師さんが呆れたはったよ。まるでもう一人のご主人みたいやねって![]()
末っ子の鼻ぺこは、母親が病弱やったので、殆ど父の手で育てられました。
小学校へ入学してからも、父の手枕で寝ていた。
小学校の授業参観も、中学校・高校の懇談もすべて父が来た。
年もいってたし、農業だったので、実際の年齢より老けて見えて、おじいちゃんに間違えられて、嫌やった思い出もあります。
小学校の遠足の服を一緒に買いに行ったこと、その時レースのついたワンピースを買ってもらった事など、いっぱい覚えています。
父はたくさんの男ばっかりの兄弟の中の長男で、祖父が若くなくなっているので、弟たちの父親代わりをした。
そして、病弱な母を世話しながら、3人の娘を育てています。あっそれから、当然祖母の面倒も看てるよ。
大正生まれの父。
この平成の時代では、そんな困難な家庭で、娘たちを立派に育てられるような男って、そうそういないんじゃないかって思う。
元気な母親の記憶がない」鼻ぺこやけど、不思議とさみしい思いや、みじめさなんかを感じへんで、成長できたんは、父のおかげです![]()
父が存命中は、ぺこ夫には悪いけど、「何かあったらきっとお父ちゃんが助けてくれる」って、思ってたような(笑)
昔の尋常小学校しか出てないけど、経済に明るくって、世の中の流れをしっかり見ていた人でした。
日本の歴史が大好きで、古文化同好会に所属し、いろんな史跡めぐりとかしたはったなあ。
その影響で、鼻ぺこも歴史が好きになったよ。
鼻ぺこが社会人になって、結婚して出て行くまでの、ほんの数年やけど、毎晩夕食後二人でしゃべるのが楽しみやった。
そんなに仲良かったんです。
あかん![]()
泣けてきたので・・ここまでで・・続く