ここは自分の家と思えるようになったのは、そんなに昔じゃない。
義妹の家に半分行くようになった時に、ちょっとは自分の家と思えるようになったけど、物理的に離れても、やはり姑の家やった。
姑の認知症が進んで、ここが家やと言う事も、鼻ぺこが嫁やと言う事も、すべて忘れてしまって、初めて鼻ぺこは自分の家を持った。
そんな気持ちです![]()
おかしいでしょ![]()
何年も住んでいて、子供を育てて、どこから見ても鼻ぺこの家なのに、当の本人は仮の家やと思っていたなんて。
こんな話を誰にも話してないから、鼻ぺこだけが特に変なんかもしれないけど。
同居するのは、それ程大変やった。
でもね。姑がそれほど酷い人間やったかと言うと、決してそんなことはない。
普通以上にいい人やったと思う。
食べ物の文句を言わないし、孫の面倒は一生懸命みるし、出来る家事はしてくれたし。
それでも、存在自体が重荷でした。同じ空気を吸うのがしんどいというか、気配を感じるのが苦痛と言うか。
だから、今は本当に楽ちんです。
同居していても「全然そんなことないで」って思う人もいたはるでしょ。感じ方は人それぞれやからね。
でも、鼻ぺこは思います。
よほどの理由がない限り、親との同居は避けた方が良い。
また、機会があれば書きたいけど、鼻ぺこの実姉は、3姉妹の長女だったので、当然のように養子を迎え親と住みました。
そりゃ大変でしたよ。父親と婿の関係は、嫁姑以上かもしれません![]()
だから絶対娘夫婦と一緒に住みません。
せっかく今は仲良く行き来してるのに、それを壊したくない。
そのためにも、しっかり貯金しとかなね・・・
姑の年金は、それだけではとても一人暮らしはできない金額です。
まあ、小遣いにするには十分な額の年金ですが・・・
鼻ぺこが結婚した時、姑は経済的に、ぺこ夫に養ってもらわなければ、生活できない状態でした。だからどんなに嫌でも、嫁の鼻ぺこと一緒にいないとしょうがない。
そう思ったら、かわいそうな気がしてくる![]()