姑が足の打撲から復活し、無事にデイサービスに行きだした頃は、義妹にとってはすごい大変な時期やった。


鼻ぺこは朝7時に家を出て、帰るのは早くって20時、残業してたらもっと遅い時もある。こんな働き方を50代になっても続けていた。


だから姑と同居してるっていうても、形だけ。実際は朝から晩まで妹が面倒を見ていた。

風呂も一人では危ないので、昼間に入れて、夕食を食べさして、寝かしつけてから自宅へ戻っていたらしい。鼻ぺこは姑が寝ている間に家を出て、寝てから帰宅する、まるで昔の企業戦士(古!)みたいやった。


まあその頃は姑は認知があるといっても、もちろん娘や嫁はわかってるし、徘徊はないし、数時間一人にするのはOKやった。だから義妹も行き来して世話をしてくれていた。

でもね鼻ぺこが休みの日は義妹がしてる事は、全部してたよ。お風呂の世話もね。


そんなで何か月(どのくらいかはっきり覚えていないが、介護認定は6か月ごとなので6か月かな)は、どうにか過ぎ、次の介護認定を受けたら・・・


ありゃりゃ叫び


要介護1をとばして、要介護2になってしまった。


義妹は要介護2になってしまった親を、短い間でも一人にするのは不安だと、朝起こしたら自宅へ連れて帰り、風呂も夕食も済ましてから、鼻ぺこ家へ連れてくるようになった。(家が近いからね)


そして悪い事に(本当は良いことですが時期がね)、鼻ぺこの娘に年子で次々に赤ん坊がうまれ、鼻ぺこの貴重な休日を、娘のために使わなければならなくなった。そうすると、義妹はず~と介護になり、そりゃ不満もたまるわなあ。


「鼻ぺこさんいつまで働くの」こんな事をもらすようになってきた。


そしてある日「娘一家を家から出そうと思う」

と言い出した。ぺこ夫が「姑の部屋がないから。、姑を義妹宅には行かさない」って、考えだったので、じゃあ部屋を開けようと考えたみたい。


まあ実際はそれだけじゃなくって、年頃になってきた義妹の孫たちの事も考えてなんだけどね。


それを聞いた鼻ぺこは、そりゃ嬉しかったね。こんな嫁にとっていい話はないよ。すべてお任せはできないにしても、かなり楽になるもんね。


しかししかし・・・話はそんなにうまくは進まない。当たり前だけど


義妹の孫たちは中学生と小学生で、転校はさせたくない。姪の離婚で一回転校さしてるから、また転校はかわいそうやってなって、同じ学区内で家を探したんやけど適当なのがない。

鼻ぺこ地方は、郊外の一戸建ての多い地区で、賃貸物件はほとんどないんです。隣の市とかに行ったら、府営住宅とかいっぱいあるけど、孫たちは転校になるからあかんし困ってしまった。


いっそのこと、賃貸じゃなくてマンション買うたらどうやろう。建築年数の古いマンションなら、付近にいっぱいあるし、そんなに高くないし、それで姑の介護から逃れるなら、良いかもしれない。


そう、鼻ぺこは考えたけど、やはりぺこ夫は同意しなかった。

やっぱりあかんかった。

ぺこ夫は「姑の介護と姪一家のマンション購入は別。、もし姪から家を買いたいから、お金を貸してほしいと言うて来たら出してもいいけど、こちらから言い出すことじゃない」と言った。


「確かにそうやわな」ということで、この話は義妹にも言わずに終了した。


「もう仕事辞めないとあかんかなあ、でもねえ・・・・・」と、鼻ぺこが悩んでいたら、事態は急展開するんです。                     続く










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