【大問1】 漢字の書き取り

 

(1)矢面

(2)副賞

(3)貸借

(4)拾得

(5)余興

 

【大問2】 説明文 春木豊『動きが心をつくる』

 

(1)小問1

<答え>

身は身体的

 

<解説>

本文「身は体以上の意味内容をも含んでいる。」の直後の文から、続けてこの文の内容説明がなされています。

 

次の段落「さらに体の意味を離れて~」と

その次の段落「さらに心の意味すら~」は

どれも、「身は体以上の意味内容をも含んでいる」の説明にあたります。

 

その後、「このように」と上記の説明内容を一言でまとめています。

 

そのため、「このように」の後の部分、

「身は身体的な意味を含みつつ明らかに体とは異なる概念として、日常使われている。」が正解の箇所となります。

 

<別の文章で、この問題を生かすポイント>

 

初見で意味のわからない文

     ↓

内容の説明

     ↓

一言でまとめなおし ※「このように」や「つまり」が使われやすい。

 

は説明文でよく見られるパターンです。

言い換えの1つのパターンとして体得しておきましょう!!

 

(2)小問2

<答え>

ウ 自己や他者

 

<解説>

解くポイントとしては3つあります。

 

1つは、Bの直後の文章にあります。

 

「身内というときには仲間を表す。」

「身分となると明らかに社会的な意味を表している」

と書いてあることから

この段落で、「身」が社会的な意味を持っているんだ!と、筆者が言いたいんだなーと分かります。

 

そうすると、Bもそのような「社会的な意味を基礎づける言葉」が入るはずです。

 

2つ目は、Bの文そのものにあります。

 

『「わが身」や「御身」というときには、体ではなくBを表す意味になっている』

 

「わが身」、「御身」とは自分の身という意味です。

 

そうすると、自分と他のものを分けているのだ(その意味で社会的なのだ)と分かります。

 

3つ目はダメ押しです。

 

自分と他のものを分けているのだと思っても、少し不安が残るはずです。

そこで他の選択肢も見てみましょう。

 

イ、エの孤独や建前は自分の身とは関連がないので、比較的切りやすいと思います。

アはどうでしょうか。

若干切りにくい気がしないでもありません。教えている生徒ではアを選んだ子も多かったです。

 

ただ、アの「身分」は、そのあとの「身分となると~」の文章で詳しく説明されています。

「身分となると明らかに~」と書かれていることから、その前の文では身分を説明していないと推測できます。

 

正解はウになります。

 

(3)小問3

<答え>

C:体

D:心

 

<解説>

ポイントは2つです。

 

まず、3段落目に「体は物体であるという物質観」とあります。

そのため、筆者は「体=物質的な存在」と考えていると分かります。

 

次にC、D直後に、「東洋では精神と身体を分けないという心身一元論が謳われているが、実は身のみで心身一元的なのである」とあります。

 

「身」=「心身一元」

「心身一元」=「精神と身体を分けないもの」

「身」=「精神と身体を分けないもの」

 

と筆者が考えていることが分かります。

 

したがって、身は物質的な存在としての体と異なり、それ自体で心を含む概念なのである。

 

と入ることが分かります。

 

<違う文章でもこの問題を生かすポイント>

 

筆者がその言葉を定義し、その定義をあてはめると解けるパターンが多くあります。

A=B

B=C

A=C

 

で解けるパターンです。

明確にこれに当てはめる必要はありませんが、なんとなく意識してみると解きやすいと思います。

 

(4)小問4

<答え>

 

<解説>

「死語」とは「使われなくなってしまった言葉」の意味です。

 

(5)小問5

<答え>

 

<解説>

Fの前に「つまり」とあることから、Fはその前の文章の内容をまとめたものだと分かります。

 

「霊魂は…体から出てゆく」とあるので、体と霊は切り離されていると分かります。

 

また、「心と体が切り離せないため、体と心が一緒に喪失する(なくなってしまう)」と、現代では理解されている。

しかし昔は違ったんだという文脈になっています。

そのため、切り離すうんぬんが内容になると分かります。

 

(6)小問6

<答え>

 

<解説>

イとウは、霊の概念解明を筆者が主張しているという選択肢。

 

しかし、筆者は霊の概念は「論ずることをひかえる」「宗教が考えるテーマ」としているから、違います。

 

また医学に抵抗するうんぬんも言っていないのでエも違います。

 

アの選択肢は後ろから3段落目にほぼそのままの文、文脈で記載されています。