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今回の記事はアリス・ベイリー著『宇宙の火』の紹介です

 

今回の目次…アリス・ベイリー著「宇宙の火」より、電気の火について

…(コブラ記事『天の槍』2024.5.15で紹介された参考記事)

  1. 補足:コブラ記事の関連部分を引用…光の新兵器?『電気の炎』に関係?
  2. 『宇宙の火に関する論考』の最終章紹介…キリストの第3イニシエート到達者が理解・難解
  3. 主イエスの教え…ニコデモが第2→第3イニシエーションへ上る為の教え…ニコデモの理解
  4. 3つの方法を通して諸君に真理を伝える
  5. 神霊を知る為の基礎知識
    5-1.物質界
    5-2. 秘教徒たるもの…象徴の3つの解釈法は次のとおり
     5-2-1.象徴の通俗的解釈…象徴の背後にある意味を知れ…人も創造主・ロゴス
     5-2-2.省庁の主観的解釈
     5-2-3. 象徴の霊的意味
    5-3-1.電気の神秘
    5-3-2.「汝、本当の自分を知れ」…我らを知れ…宇宙心魂との合一…7つの封印を解除

()は私の補足です。小見出しは私が付けました。私の理解の範囲内で一生懸命に説明しますが、間違っていても責任はとれませんので、それを了解される方はお読み下さい。

 

 

アリス・ベイリー著「宇宙の火」より、電気の火について

…(コブラ記事『天の槍』2024.5.15で紹介された、コブラ関連記事)

 

(元記事・邦訳版…感謝です)

 

(※翻訳がお気に召しましたら、上記サイトの記事下部からサポートをお願い致します。)

 

 

見出し画像

 

COBRAの2024年5月15日の記事「天の槍」で紹介された記事、


 

1.補足:コブラ記事の関連部分を引用…光の新兵器?『電気の炎』に関係?

引用元、コブラ記事です

 

 

(コブラ記事…引用開始)

”ダイソン球の再調整の結果、ミョルニル技術の容量が増加し、現在は最大容量の15%から30%の間で変動しています。

 

この容量をもとに、5月1日から光の勢力はグングニルと呼ばれる別の多次元量子技術を活性化しました。

 

グングニルは高度な惑星アセンション技術であり、現在この惑星に向けて膨大な量の電気の炎を送っています。

 

(以下は、私(=NOGIさん)が追記…本文と関係あり)

これは生命の樹(ユグドラシル)の頂上から巨大なエネルギー(=電気の炎?)を地表に流します。

 

このエネルギーはソーラーロゴス(=私たちの太陽である宇宙の生命体)によってイニシエーション(=秘儀参入儀式)のロッド(=杖)を利用して分配され、惑星地球の第4(段階)の惑星イニシエーションへのアセンションの過程を効果的に開始しています。”

 

 

(グングニルは、神・オーディンが持つ『電気の炎』を放つ?百発百中の槍です)



2.『宇宙の火に関する論考』の最終章紹介…キリストの第3イニシエート到達者が理解・難解
 

元記事…(英語版です)

題:アリス・ベイリーの本、宇宙の火に関する論文、部門 A. 特定の基本的な記述。

 

 

基礎
本稿は、神霊の電気的炎について語られている『宇宙の火に関する論考』の最終章である。

本稿を読み進める前に、秘教徒には理解しておくべきことが一つある。

 

それは、宇宙の火の正体を捉えることは不可能に近いということだ。

なぜなら、低次元における物質的理解では神霊の本質を解き明かすのが無理だからだ。

 

しかし、「天の父」たる「モナド」に意識的に接触した経験を持つ、

第三イニシエーション以上の高位の秘教徒にのみ、知的な理解に至ることができる。 

 

第三位(イニシエーションより低位)以下の秘教徒はまず「第二の側面」である「魂(=ハイアーセルフ?)」との接触を試み、これとの絆を深め、その上でさらに上位の概念を知るという行程を踏むことになる。

 

新約聖書にも「霊(スピリット)」について語られている部分がある。

これが大いなる主(=イエス?)が秘教徒ニコデモに語った秘密の教えある。

ニコデモ:wikipedia:新約聖書のヨハネによる福音書に登場するユダヤ人であり、イエスに共鳴した人物として描かれている。


(イエスと語るニコデモ=左)

 

 

3.主イエスの教え…ニコデモが第2→第3イニシエーションへ上る為の教え…ニコデモの理解

 

ニコデモは第二イニシエーションにあったため、彼が授かった教えは第三位(イニシエーション=秘儀参入儀式の3段階目=アセンションへの道の3段階目?)に登るための課題であったと考えられる。

 

実際に、ニコデモは与えられた言葉の真意に、理解の片鱗を見せていた。

  • (=神霊の導きによって達成される意識進化)は思いのままに吹く。その音(=神霊の導き)を聞いても、それがどこから来てどこへ行く(=どう導かれてどう達成される)のか分からない。御霊によって生まれた者もみな、それと同じ」

    画像

 

この言葉には、2つの考えが含まれている。

 

すなわち、

  1. (=神霊の導きによって達成される意識進化)によって発せられる「音(=神霊の導き)とその向き(=導く先)」、
  2. それと「音(=神霊の導き)の結果」(=愛の意識進化=最終はアセンション)である。

    (ヒント!)
    この場合の「風」とは「(愛の意識)進化を表しており、神霊(=高次存在)からの指示(=導き)エネルギーや、その活動によって生まれる効果(=愛の意識進化=最終はアセンション)を示しているのである。

 

秘教徒(=第3段階に到達してないニコデモ)に個人の意識として知的に理解できるのは、ここまでである。

 

 

 

  本稿で我々ができることは、

4.3つの方法を通して諸君に真理を伝えることだけである。

 

  1. 第一に、冒頭に述べたことは、ジャーンの書による啓蒙でもあり、それを通して真理を伝えられるということ。

    「ジャーンの書」:Wikipedia:ブラヴァツキー夫人(=コブラが評価している神智学者)が実在を主張する「世界最古の写本」。・・・彼女の著書の一つ『シークレット・ドクトリン』(秘奥教義)は、世界の各聖典からの引用を含んでいるが、それだけでなく、この『ジャーンの書』に多くを拠っている・・・チベットの仏教に最も多く依拠している)

     
  2. 第二に、各ページの中に散らばる断片化した秘密の教えを関連付け、熟考することによって得られる悟りである。

    特に、次の言葉に注意されたし。
    火の秘密は、聖なる言葉の二文字目に隠されている。
     生命の神秘は中心に隠されている。
     下方が振動するとき、
     聖なる三角形が輝くとき、
     点、中央の中心、頂点がつながって、火を循環させるとき、
     三つの頂点が燃えるとき、
     二つの三角形(大と小)が一なる炎へと融合し、全体を焼き尽
    くす」



    (私の当てにならない補足:何となくですが、イシスの性魔術的・タオ性科学的な性的秘儀によるアセンションへの道について話をしているのかな?と思いました(下記参照)。

    題:『アセンション⑬●タオ性科学&タオ人間医学の本紹介…性魔術的なアセンションの必読書?』


    聖なる三角形はマカバ(星型二重正四面体)ボディー?、中央の中心は第4チャクラ・愛のハートチャクラ?、火は、クンダリーニ・性的エネルギー・エーテルと言われる生命エネルギー?、火の循環はクンダリーニの背中側の上昇と、お腹側の下降によるタオ性科学の小周天的・チャクラ的な循環?、炎は火・エーテルエネルギーが高まって燃え上がる状態?、炎が全体を焼き尽くすとは、この儀式成功の合図かな?と思いました)

     
  3. 第三に、本文に散りばめられている様々な図表や言葉の絵の考察を通して諸君に伝えること。

    新時代の秘教徒は、(霊的な)目という媒体を通して、線や図の形で提示されたものを(霊視してそれを)理解し、解決し、習得しなければならない。 

    (霊視した)すべては象徴(=霊的な意味のあるもの)であることを習得(=意味を理解)しなければならない。


さらに、神霊を理解しようとする秘教徒は、以下の事実を把握しておく必要がある。

 

 

 

5.神霊を知る為の基礎知識

5-I. 物質界、つまり(霊視した背後に)太陽系全体が顕現するうちは、天の最高位にあるジャーン・チョハン(天使)が、実体を否定したり、物質の非存在性を考えるということはない。

 

人間が悟りに至るには、魂の本質(=ハイアーセルフ?)が「霊」の一面として顕現する』ということを、理解する必要がある。

 

それ以上のことは(第3イニシエーションに達してない)人間には(理解)できない。

 

 

三界から切り離された(=霊視できた?)魂として、(ハイアーセルフと顕在意識で繋がって、)魂がどう機能するか学んだ人間は、魂の「行動」の一面としての自意識に目覚め、物質界のあらゆる側面に浸透していく。

 

そうして初めて、自分自身の中心に隠されていた宝石(=自分のハイアーセルフ)を正しく理解することによってのみ、神霊の純粋な光そのものが目に見えるようになる。

 

そうして初めて、太陽という現象の中心に隠された、より偉大な宝石(=意識生命体である太陽のハイアーセルフ)に気づくことができるのである。

 

そのような高度な段階であっても、意識して接触し、(霊的に)視覚化できるのは、宝石(=ハイアーセルフ)から発せられる光と、その光の内に隠れた(象徴的な)栄光だけなのだ。

 

その時、視覚者は、純粋なる「視覚(=霊視?)」となる。

(しかし、霊視的な)知覚者は、知覚された(象徴的な)もの(=光と、光の中に隠された栄光)の本質をまだ理解しない

 

それ(=霊的に知覚された、象徴的なものの本質)は、太陽系(の太陽)の、そのまた太陽系(=銀河系の中心にある太陽)の向こう側にある(宇宙の中心にある太陽=ソースである)。

 

その啓示の意味、すなわち生命の本質(であるソースは)、すでにその振動数、熱、光によって知らされているというのに(霊視した知覚者は、知覚されたものの本質がソースであるとまだ理解しない)。

 

 

 

 

高位の秘教徒にやっと(霊視的に)感じ取れるものを無闇に研究したり、考察したりすべきではない。

 

自らの思考そのものを完全に理解していないのに、思考の背後に安置されている本質を探し出そうとするのは、無駄なことである。

 

偉大な思想家であっても、己が表現しようとしているものの本質を知らないものである。

 

我々にできることは、(霊視できても)まだ「未知(=生命の本質?)」が存在するという事実を理解してもらうこと。

  • (ソースから到来する)生命力が、魂を生かすために活力を与えていること。
  • そして魂は、生命の思うままを行なって(=自由意思を行使して)いるということ。

この法則が物体、魂、人間、亜人、惑星、太陽系というように万物に浸透している。

 

 

 

5-II. 秘教徒たるもの、あらゆる(霊的な)表現の本質は象徴(シンボル)であることを理解するだろう。

 

象徴には三通りの解釈がある。

 

象徴はそれ自体がイデア(=見られるもの=この文脈では象徴の背後にあるもの?)の表現であり、イデアには想像もつかないような真意がある。

 

 

 

象徴の3つの解釈法は次のとおり

 

5-II-1. 象徴の通俗的解釈…象徴の背後にある意味を知れ…人も創造主・ロゴス
大抵が、象徴の客観的な有用性や形を基にしている。

(象徴の)通俗的な解釈には、さらに2つの用途がある。

  • a. アイデアや概念を理解するためのヒント
    この働きにより、象徴とメンタル界における通俗的解釈とを結びつけることができるが、あくまで人間の3界の範疇におけるものである。

    (補足:3界:Wikipedia:仏教における三界とは、欲界・色界・無色界の三つの世界のことであり、衆生が生死を繰り返しながら輪廻する世界をその三つに分けたもの・・・欲界は、欲望(カーマ)にとらわれた[4]淫欲と食欲がある衆生が住む世界・・・色界は、淫欲と食欲の2つの欲を離れた衆生が住む世界・・・無色界は、物質的なものから完全に離れた衆生が住む世界)

     
  • b. 想念を象徴という形式に制限することで、太陽ロゴス、惑星ロゴス、そして人間が到達した進化の地点(=人間ロゴス)への理解に適応させる。

    想念の後ろにあるイデア(=見られるもの=この文脈では、象徴の背後にある想念)は象徴よりも強大で完全で、充満している。
     しかし、物質は中心エネルギーの象徴でもある。

    自然界に存在するあらゆる形を持つもの、そして幅広い意味合いと全体性を帯びて顕在化した想念の覆い全て生命を象徴したものだ。(=私の補足:星・人間・動物・植物・物質と言う万物の全ては、個的・全体的に深遠な意味を持つ意識生命体だ)

    しかし生命それ自体は、(見えない)神秘のベールに包まれたままなのである。

ロゴス(logos):wikipedia:
言葉、言語、話、真理、真実…イデア…、などの意味。


転じて「論理的に語られたもの」「語りうるもの
 

はじめに言(ロゴス)があった。言は神と共在し、言は神であった

— 『ヨハネによる福音書』

 

 

通俗的な解釈法は多岐に渡り、いくつかは役立っているものの、多くの人々を混乱させている原因にもなっている。

 

 

 

あらゆる象徴は、

3つの創造主(=ロゴス=神=言葉)たちが事の発端になっている。

  1. 太陽ロゴス。人工物でない、天界の賜物である。
  2. 惑星ロゴス。大きく7つの界に分けられ、それぞれの方法で象徴を具現化する。
  3. 人間。日々、象徴などの形あるものを無意識のうちに作る。無自覚とはいえ、精神と理性を創造に使っていることから、人も創造主名に値する。

 

人間以下(➡人間より下の意識生命体=人間を含まない=動物・植物・物質)の存在、あるいは人間の意識に到達するまでに長い転生期間が必要なものたちは、創造主(=ロゴス)と見なされない

 

そうした生命体は、基本的に他からくる3種類の衝動の下で自由に働く

 

 

 

5-II-2. (象徴の)主観的解釈

物体(である象徴)の正体を見破ることである。

 

イデア(=象徴の背後にある想念=正体?)それ自体は無体であるが、具体化することで客観性を持つようになる。

 

前述したように、(象徴の背後にある)想念は例外なく、創作者の意図も関係なしに、あらゆる形あるものの背後に潜んでいる。

 

イデア(=象徴の背後にある想念)は「学問の殿堂」に入門した秘教徒だけが知ることができる。

未だ「無知の殿堂」にいる者には、決して気づくことができない。

 

しかし、人が自らのメンタル体を駆使して自らのエゴに対峙することで、3つのことが起こる

  1. a. 物理を超えた神秘体験を語ろうとするようになる。
  2. b. 自らの魂の知識を総動員し、物質のベールを剥いで魂の世界に辿り着こうとする
  3. c. 秘教学の用語を使い始める
    そして観念を定式化することで、魂のエネルギーを操作して、具現化や創作を試みるようになる。

 

メンタル界での鍛錬は、創造の鍛錬に等しい。

 

魂の本質を知ることは、即ち具現化の主観に意識的に触れることであり、魂エネルギーの使い方を覚えることでもある。

 

魂の潜在能力を開花させることは、アカシャとアニマ・ムンディに秘められし力と気流を知ることである。

アーカーシャ(サンスクリット語):wikipedia:インドで「虚空」「空間」「天空」を意味する言葉であり、インドの五大のひとつである。もともとはインド哲学における物質の根源である四大(しだい)(地、水、火、風)に、それらを産出し包括するために概念的に加えられた空間、すなわち虚空を意味し、併せて五大を構成する・・・

宇宙霊魂:wikipedia:宇宙は全体としてひとつの魂を有する活きものであり、その魂は宇宙に遍在する原理的なものとなっているという考えに基づく概念・・・


魂との接触主観的知覚が発達するにつれ、人は意識的に創造者の一員となり、想念を司る熟達者(アデプト)たちの覚者(ハイラーキー)の計画に加わり、惑星規模のイデアを物質界に顕現させることになる。

 

学問の殿堂」における等級を通過してゆき、作業能力も象徴の真意の読み取り力も強化されていき、もはや物事の外見に惑わされることはなくなっていく。

アデプト(adept):wikipedia:・・・精神的な錬金術(=アセンション)に取り組む錬金術師たちを「アデプト(達人)と呼んだ。

 

そして、その中でも錬金術の秘密を極め、賢者の石を手に入れた錬金術師を真のアデプトとした。・・・不老不死・・・

 

 

 

5-II-3.  (象徴の)霊的意味

 「霊的意味」はイデア(=象徴の背後にある想念)によってベールに包まれた、主観の先にある本質である。

 

これはまずイデアを形式の世界へと発散させる至高の目的があるものとみなすことができる。

これが主観的な活動を司る原動力になる。

 

象徴の3つの側面(=①通俗的、②主観的、③霊的な3つの側面)は、すべて原子の形態に結びつけて学ぶことができる。

 

例えば、物理学者や化学者が原子と呼ぶものの学問を通して、それを生み出すエネルギーの象徴として「原子」を扱っている。

 

原子の形は、それ自体の外在的・通俗的な現れである。

現時点では言葉での表現に限界があるが、原子の中にも「原子的性質を持つもの」がある。

 

それが「電子」である。

電子はどの原子においても、特定の大きな役割を担っている。

 

それは、魂が人間の人格形成に大きく関わっているのと同様である。

よって、電子は物質の主観や生命を表す

 

これにはさらに、究極的な、全てを肯定する力がある。

全体に一貫性を持たせ、外在性と主観性という二元性を均一化するのだ。

 

諸君に読み取れるだろうか?

これの霊的意味が・・・。

 

人間という「原子」を見ても、上記の3側面が顕れているのが解る。

物質界における人間という形は、内なる主観的イデアの外在的な象徴である。

 

イデアは特異な質と属性を持ち、人体を通して表現を求める。

よって、魂は霊的衝撃の結果とも言える。

 

しかし、その衝撃は何者によるものであろうか?

 

ロゴスであろうと、人間本位であろうと、魂やイデアの裏にある真の目的は、まだ誰にも定義されていない。

 

何故なら、これら3要素がすべて、まだ進化の途中にあるからだ。

この世のすべてはまだ「不完全な神々」なのである。

 

故に、魂の裏にある霊的意味への完全到達には至っていない

 

 

 

5-III-1.電気の神秘…電気が光と振動の原因…神秘の力3つ①精神界での力、②感情力、③物理的力

賢明なる秘教徒の諸君にとって、「電気の神秘」について考える機会がよくあることだろう。

電気光と振動そのものの生成の原因に関わる。

 

これまで我々は、自然界における主観の作用(秘教徒はまずこれを熟慮し、触れていかねばならない)によって発生する「結果」と、その客観性について論じてきた。

 

ここで一つの悟りに到達するはずだ。

これまで目にしてきた全ての出来事には原因があった。

 

そして、すべての主観的現象の背後には、本質的な霊的意味があった。

この霊的動機、裏に潜む霊的原因こそが、霊的人間の最大の関心の的である。

 

この世の人間たちは、客観的現象(物体)の中で生活している。

 

同時に、秘教学(オカルト=未知の)を学び、人生の主観的研究に没頭する者であっても、物体に囲まれた生活から逃れることはできない。

 

何故なら、それの裏にある神秘の力は、物質界を通してしか知りえないからだ。

 

その神秘の力は主に3つに分類できる。

  • a. 二分化された精神(メンタル)界において発生する力。
  • b. 感情から生じる力。
  • c. 純粋な物理的性質の力。

 

秘教徒たるもの、推して知るべし。

ここまでで得た知識を通じて、三界(=仏教の欲界・色界・無色界)の全てを知り、己の正体を知るべし。

 

霊的探究者といっても、一人の世俗の人間である。

 

しかし他と違っているのは、これまでのすべての原因の背後には、「真の原因」があるという結論に達した人間だということである。

 

その「原因」こそが、すべての謎を仕掛けた謎なのである。

 

よって、これまで解き明かされた全ての謎が、本当の神秘を包んでいたベールに過ぎなかったことも解る。

 

これこそが、全知の鍵を隠し持つ、高貴なる「未知なるもの」の正体である。

 

広大な生命の蜘蛛の巣に住み、自分自身を知り、自分自身が「アートマ」であることを知り、神霊であることを知る

アートマンは、ヴェーダの宗教で使われる用語で、意識の最も深い内側にある個の根源を意味する。 真我とも訳される。インド哲学の様々な学派における中心的な概念・・・

 

唯一無二の、絶対的な真実の大火焔である。

 

 

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5-III-2.「汝、本当の自分を知れ」…我らを知れ…宇宙心魂との合一…7つの封印を解除
最初の大号令の後、神秘を知るための長い旅が始まった。

 

我を知る」ことで、「我らを知る」のである。

宇宙霊魂との合一によって、ただ宇宙が自分に開かれるのではない。

 

7つの封印がそこで解かれるのだ。

人間が達成者(アデプト)へと歩を進める時、決まって号令をかける。

 

汝、本当の自分を知れ!」その真意はこうである。

 

原因の創造者を求めよ。

 その鍵は魂と、魂が表現する瞬間にある。

 求めよ、魂が明かすその瞬間を

 

題:太陽と惑星の階層図のキー    
 

 

これが熟達者(人間としての完成体)の、更なる高みである七界への手がかりである。

謎に包まれたその道を見つけ出すには、その名前、あるいは象徴という光を当てるしかない。

 

高位イニシエーションへの道程を明かすことはできない。

それにまつわる情報は出版されるどの書物にも記載されることはない

 

しかし、象徴によって示唆を与えることはできる。

天啓は象徴を熟慮することで獲得できる。推して知るべし。

 

(引用終了)

 

2025年までの早期に地球解放!  光の勝利!