夕方玄関のチャイムの音と同時に
娘の孫娘次女が婿殿と一緒に現われて・・・
「羽ば～ちゃん、お久しぶり～！
はいこれＳ(娘の嫁ぎ先）のおじいちゃんから～！」
と言って手渡された袋の中身は・・
取れたての皮付きのタケノコがまたしても
2本入っていました・・
タケノコよ・・・
オマイは又身売りされたのか・・・
カワイソウニノウ・・・
わたしの胃はチト無理・・・
あしたまた新しい嫁入り先を
サガシテシンゼヨウ・・・
日本は長い列島ですから
今年はタケノコが不作だという県や・・・
タケノコの生り年で出来すぎて
溢れかえってる県が存在しています・・・
ありがたすぎる話ですね・・・
孫娘次女の後ろに婿殿が
精米してきたばかりの30キロの米袋を
肩に担いで立っていて・・・
「この間はごちそうをたくさん
いただきありがとうございます・・・
コレお礼に父が持って行くように
言いましたので・・・
お米置き場まで持って行きます・・」
とツカツカと担いだまま、お米を
お米置き場まで運んでくれました・・・
私達の年齢では
30キロのお米なんて・・・
動かすことすら出来ません・・
丁度お米がなくなりかけていて
注文したばかりの時でして大助かり・・・
婿殿にはほんのお礼の気持として
諭吉さんを1枚と・・・
孫娘次女にはお友達と食べに行くときの
軍資金の足しにしてと・・・
お姉ちゃん(孫娘長女）と半分こしてねと
諭吉さんを1枚渡してから・・・
今頃になって・・・
バカナ事を言ったと反省中なり・・
あんなせこいことを言うんじゃなかった・・・
生前の実家の母は・・
孫娘や孫息子が働いていても、顔を出す度に
元気な顔を見せてくれたお礼だと言って・・・
諭吉さんを1枚ずつ手渡してくれたっけ・・・
ソレが何よりの老後の楽しみだと言って・・・
私も亡き母を見習わないと・・・
こうして子どもや孫達に
してあげられるのも・・・
相棒が永年元気で働いてくれたお陰と
今更ながら相棒に感謝です・・・