午前中、魚屋さんが見えて・・・
「やっとお父さんがディサービス
に行きましたよ・・
」
と言うと・・気兼ねなくダベリＯＫの
合図みたいなもので・・
買ったお魚を3種類冷蔵庫に入れて
ダベリ放題・・・
私達は年が同じで魚屋さんのご長男さんと
うちの娘長女が同じ産院で・・・
1ヶ月前後して生まれていて・・・
中学校も同じ中学校だったと言う事・・・
相棒とご主人は
幼い頃からの友達だったと言うから
跡取り息子で親と同居し
亭主関白に仕えた妻の立場は
偶然にも同じで・・
苦労話はお互いにてんこ盛り・・・
結婚してからお互いに
体重が約20キロ増えて体重の分だけ
面の皮が厚くなり・・・
ちょっとやそっとでへこたれない
根性だけはまともに？
育ったと言うところまで
魚屋さんの奥さんとそっくりとはね・・・
夫婦げんかは飽くことなくやり続けても
二人の息子さんを大学へ出したころは
必死で協力して頑張って来られたそう・・・
二人の子どもが結婚して家を出てから
もう自分のやりたいように働かせてくれと・・
ご主人は休みの日にはパチンコ三昧だとか・・・
奥さんは・・
「今に旦那が倒れるか・・
家が傾くかどっちかや・・
」
と呆れておられましたが・・・
性分が似てる男同士・・・
相棒が元気だったなら
私も同じことを言ってたかも・・・
休みの日には魚屋さんのご主人と
一緒に並んでパチンコを打っていたと言う相棒・・・
今はその分を介護器具や
介護用品代として支払い・・・
手術や入院を繰返し・・
医者代としてどぶへ捨てるがごとく
お代官様に奉納・・
寝た切りにならないための
リハビリディサービスにも
週1回通ってもらい・・・
そんなこんなで・・
相棒の現役時代のお小遣いはそのまま
介護費用に変身・・・
動けなくなると
お小遣いが残って丸儲け・・
テナ訳にもいかず・・・
お金使いが荒い人は
最後までその習性が残り
たまに帰ってくる諭吉さんを
容赦なく家から追い出す始末・・・
うちは、たまたま共働きで永年
頑張ってきたので・・・
相棒が倒れそうになったら・・
鬼嫁はすかさずかわす元気あり・・・
・（なんのこっちゃぁ～）・・・
親は必死で働いて
子どもを大学へ出しても・・・
今の孫達は就職した先を何時辞めるかと
ハラハラしながら見守っていると
言われる魚屋さんの奥さん・・・
私達の時代とは変わった・・・
厭なところで無理して
働かなくていいんだよと優しく教える
現代の親御さん・・
私達の時代は就職難で
誰もが苦労した時代・・・
・・結婚するまで仕事は辞めるな・・・！
その後は・・・
・・・退職金と年金だけでは暮らせないから
老後資金を貯めるまでは仕事を辞めるな・・・！
今は・・・甘やかす親がほとんどですが・・・
親の苦言は将来の自分を守る
盾や矛と同じ値打ちがあります・・・
今の孫達にも仕事に対する根性を
養って欲しいと切に願っています・・・
・・貯金と仕事は続けてこそ
その価値が分かる・・
(お粗末でゴザンシタ・・羽語ヨン）