最後まで行きたくないと言って
駄々をこねる相棒を・・・？
無理にお迎えの車に押し込んだような形で
送り出した私は・・・
相棒が行ってくれてほっとしたはずなのに
不機嫌な顔をして
みんなと一緒の流れに
付いていけないんじゃなかろうか・・
食事もこんなまずいものが食えるかと
入院してた時のように
箸を付けてないんじゃなかろうか・・・
もう帰る！などと言って
職員さんの手を
煩わしているんじゃなかろうか・・・
などと・・・そんなことばかりが気になり・・
相棒の留守中は・・・ゆっくり昼寝どころか
ちっとも心が晴れませんでした・・・
夕方５時前に割と機嫌よく
送迎車で帰ってきた相棒・・・
施設の方が・・
「ご主人はリハビリにも
積極的に取り組まれ・・・
運動能力も左下肢と左手の握力が
右側より衰えているものの
右手を使えばリハビリゲームなどでも
ボール投げの命中度は確実で
初めて参加されたのに
１位でしたよ・・」
相棒・・・
負けず嫌いなんだから・・
でも機能回復訓練をしている
若い人たちに交じってるので・・・
ちょっぴりだけ褒めてやった・・・
「右手だけは普通に使えたんだね・・
おめでとう・・・！」と言うと・・・
「あそこは職員さんの数が24名で
送迎車が10台もある・・・
利用者の定員が６０名だから・・・
午前と午後の部に分かれて
来る人もいるけど・・
ウラが行ったときは
４０名ぐらいだった・・・
至れり尽くせりで
世話を焼いてくれて・・・
ウラのはいてる靴を脱がせてくれたり・・・
お風呂から上がると
靴下まではかせてくれた・・・
あんなにサービスが
行き届いたところなら・・・
利用料が少々高くても
スタッフの人件費のことを考えると
納得がいく・・・
」
と言うので・・・冗談のつもりで
「ケアマネさんが自分より若い女の子が
いっぱいいると言われたけど
どうだった・・・？」と聞きますと
「若いのは若いけど、ヘチャもいた・・・
」
鬼嫁より優しくお世話をしてくださる
スタッフの方たちばかりでヨゴザンシタ
連絡帳に相棒が今日一日を
どのようなリハビリを受けて・・・
何を食べ・・
余暇の時間をどう過ごしたかという写真が
約１時間おきに
７枚とって添付してありました・・・
相棒の表情がどの写真を見ても優しくて
一生懸命ながらも
楽しく気に入ってるみたいです・・・
次回からは自分から進んで
行くことでしょう・・
行きたくないというのを
無理に追い出したみたいで
とても気になっていましたが・・・
文句を言わないで帰ってきまして
本当に救われました・・・