私はまだ相棒がいるから

日々の世話に明け暮れて・・・

本当の孤独感はないけど・・・

 

 

親兄弟が次々亡くなり

姉弟がたった二人だけ遺されて・・・

 

 

弟の奥さんが亡くなってる身となれば・・・

姉は・・・弟の身が心配になって当たり前・・・

 

 

魚屋さんの奥さんが・・休みになると

実家で一人暮らしをしている

弟さんの事が気になって・・・

 

 

福井市内からはかなり離れた

郡部で暮らす弟さんの所へ行って・・・・

 

 

お手伝いをしてあげたり

何か美味しい物を一緒に食べに行ったり

したいのに・・・(奥さん払い)

 

 

ご主人が市内以外の場所への遠出は

後期高齢者には危ないと行って

許してくれないそう・・・

 

 

だけど・・しばらく会ってないので

とても気になり・・・

 

 

昨日の休みの日に

ご主人が朝風呂に入ってる間に

そっと抜け出して

弟さんの住む地域を目指して車で走ったそう・・・・

 

 

朝市で弟さんが好きな食べ物を

しこたま買い込んで

弟さんの家へ到着すると・・・

 

 

玄関に鍵が掛かっていて

弟さんは不在だったと言う・・・

 

 

勝手知ったる他人の家・・・?

裏口から回って入り、冷蔵庫の中へ

買っていった食材を

メモ書きをして入れると・・・

 

 

朝ご飯抜きでこっそり出てきたため

急にお腹が空いてきた・・・

 

 

弟に一緒に名物蕎麦を

食べさせてあげたかったのに

弟は留守で連絡も出来ない・・・

 

 

(・・・田舎の高齢者は家電話が主流で

携帯が使えないのかしら、不明・・・びっくり

 

 

昔,親が子ども達を連れて

よく食べに連れてきてくれたという

蕎麦屋さんが代が変わっても

まだ続いていたと言う・・・

 

 

その蕎麦屋さんへ一人で入って

食べたそう・・・

 

 

味は昔と変わらぬ美味だったそう・・・

 

 

時間が経つにつれ、旦那が気付いて

立腹してるんじゃないかと気になり始め・・・

まっすぐ自宅へ戻ったという奥さん・・・

 

 

玄関を開けると旦那が仁王立ち・・・・!

「どこへ行っていた!」

といきなり言われ・・・

 

 

「チョットそこら辺をドライブしてきた・・」

と・・無難にかわしたつもりが・・・

 

 

「おめぇ~の弟が

姉ちゃんに会いに来たと行って顔を出し

○○名物の蕎麦のお土産をくれた・・・?」

 

 

ご主人には黙って抜け出したから

行き先は不明・・・てへぺろ

「丁度行き違いになったみたい・・・

元気だと分かっただけでも安堵したわ・・・

食べたいものが私と一緒だったのね・・・」

と、奥さん・・・

 

 

・・・家へ帰れば・・・

冷蔵庫にメモして入れておいた

姉からのお土産に気付くはず・・・ウインク

 

 

姉は弟のことが気になり・・・

弟は姉のことが気になる・・・ショボーン

 

 

そこはやはり

血のつながった姉弟なればこその

親から受け継いだ太い絆ですね・・・ラブ