娘の孫娘長女が前触れもなく
夕食後にヒョッコリと顔を出した・・・
「バレンタインデーのチョコとクッキーを
Kちゃんと二人で作ったから
オジジと仲良く食べて・・・
持ってくるのが遅くなってゴメンね・・・」
と言う・・・
私とオジジは食事が済んでいたけど
娘家族の夕食は
大体9時頃になるという・・・
念のために「ご飯は・・?」と聞くと
「たぶん少しなら入りそう・・・?」と
遠慮気味に言う孫娘長女・・・
もうお店の配達も
ラストオーダーが済んでいる頃だし・・・
かろうじてOKのところがあっても
一人分ではたぶん却下ね・・・
私達の残り物のおかずを
盛り合わせて・・・
「こんなものしかないけどそれでもいい・・?」
と聞きますと・・・
「ソレ私の好きなものばかりよ!」と・・・
年寄りを喜ばせるのがうまいんだからMは・・
ちなみに残り物は
昨日のおでんの残りと
牛肉の甘辛煮・・白菜のおひたし・・・
タラコ・・・おからの煮付け・・
鯖の焼き魚とイカの天ぷらはパスされた・・
最後は蕪とお豆腐の味噌汁・・
お味噌が美味しいと褒めてくれたけど
ソレナ・・・あんたのお隣のおばあちゃん製だから
よくお礼言っといてネ・・・!
若者の嫌いそうなものばかりでしたが
孫娘はご飯をお代わりしてまで
好んで食べてくれました・・・
明日はリクルートスーツを着て
初研修の日とか・・・
「全員の前で自己紹介をするんだけど・・
なんか上がりそう・・・
羽ばあ~ちゃん!どうしたらいい?
ついでに挨拶の内容をチェックして!」
と心配な様子・・・
一通り挨拶文を聞いた後・・・
「内容はコレで十分だけど・・・
絶対に上がらない方法は一つだけあるけど
あんたにその度胸があるかな・・?」
と言いますと・・・
「その方法を早く教えて・・?」と
くらい付いてきますんやわ・・・
「世界は一つ!やり方は一つ!
手のひらに黒マジックで大きく
肝心な部分を抜き書きして
ちらちらっと見ながら挨拶しな~!
完璧や・・」
「そんなことしたら手ばかり見てて
前を向かれんわ・・・恥ずかしすぎる~・・」
「それがイヤなら早く帰って丸暗記しな~~」と
早々と追い返しましたガナ・・・
明日までに時間は十分にある!
なんとかなるでしょう・・・
持ってきてくれた
クッキーとチョコレートの・・・
姉妹の合作は
とても美味しゅうございました・・・