今日の生協の集まりの時・・・
お隣の奥さんが・・・
「そういえば昨日ハーツG店で
Iさんに逢ったわ
何も買わずお店の中を一人で
ウロウロしていたので・・
『Ｉさん！』と私が声を掛けると
ビックリして振り向き・・・
『わたし何も憶えられなくなった』と言うのよ・・
可哀想ね・・」
と言われた・・・・
Ｉさんと私達3人は団塊世代組で
子ども達の年齢もよく似た者同士・・
お隣の奥さんは自営業で
ご主人と共に頑張ってこられたし・・
私とＩさんは子ども達の世話や幼稚園の送迎は
同居の祖父母に任せ・・
朝早くから夜遅くまで働いてきました・・・
やっと子ども達を結婚させ
これから夫婦水入らずで
暮らせるはずだったのに・・・
彼女に突然襲ったアルツハイマー病・・？
「生協の配達の日が憶えられない・・・・
生協の注文の仕方が分からなくなった・・・」
とおかしな言動をされるようになり
ついにご主人が
生協の脱退宣言をなさいました・・・
あれからもう何年経ったのだろう・・？
それからの買物はご主人が奥さんを車に乗せて
スーパーヘ連れて行くと言うのが
日課になっていました・・
子どもさん達は皆結婚して
家を出ておられますし・・・
ご主人は彼女より5歳年上で
すでに80歳・・・
ずっと彼女の世話をして
食事を作って食べさせているのも
限界がきそう・・？
私達の年齢になりますと多かれ少なかれ
不自由と隣り合わせの生活ですが・・
伴侶が思いがけないアルツハイマーに
見舞われる事を
誰が予測出来たことでしょう・・？
相棒が我儘すぎると思うほど・・・
言いたいことを言ってくれて
ハラタツノリの私も・・・
アルツハイマーより
まだ恵まれているほうだと
感謝しなければ・・・・・
彼女が残りの人生を、ご主人のもとで
心穏やかに暮らせることを
祈っています・・・！