私も人に自慢できるほど・・・
最近は物忘れが多いし・・・
人の事言えた義理じゃないけど・・
頭がアチャラを
向いていくまでには・・・
人は同じような経過を
辿るんじゃないかしら・・・
とフト思った今日の出来事・・・
相棒の姉（義姉）は私と一回り離れた
子年の86歳・・・
今日お歳暮に、とても甘くて美味しい
亡き義兄の実家の和歌山から
有田みかんが送られてきました・・
・
早速お礼の電話を義姉の携帯に
電話するも・・・
10回呼んでも15回呼んでも何の反応も
ありません・・・
一人暮らしだから
もしかして倒れていると大変・・・
気になるとソチャラばかりに
神経が集中する私・・
折り返し家電話へ電話しましたら
やっと出てきて、お礼を申し上げることが
出来ました・・
・
そのときふと思い出したことがありました・・
普通会話はできてた亡き姉が・・・
亡くなる前には
自分の携帯に出なくなりました・・
会話では何ら変わった様子は
見られなかったのにと・・
思い直して家電話に電話すると・・
対応できて・・・
「携帯をベッドの下に落としたとか・・
布団の中に紛れ込んで出てこないとか・・・
もっともらしい理由を並べました・・・
どうやら自分の掛かってきた携帯電話に
出る方法を忘れた様子です・・
そしてあれほど暇に任せて
姉から妹達に順に掛かってきた電話が
ぷっつり途絶えて・・
あるときから義兄の携帯経由で
掛かってくるようになりました・・・
でもそれもほんのしばらくの間だけで・・
二度と掛かってこなくなったときは・・
危篤状態寸前で・・・
最後の入院をした時でした・・・
相棒の義姉も・・
携帯へ電話しても反応がなくなってから
もう1・２年ぐらいは経っています・・・
自分がK病院前で倒れたときも・・
自分の携帯からじゃなく病院経由で
看護師さんから掛かってきましたし・・
携帯から電話が掛けられていたら
自分の息子の勤め先へ真っ先に
電話連絡できたはずの所を・・・
「息子に迷惑を掛けると可哀想だから」と
うちの家電話に病院から繋いで貰って
掛かってきて・・・
そのときは私も術後で
車の運転が出来なくて・・・
息子の職場へ携帯で呼び出し・・・
「伯母ちゃんがケガをしてK病院へ
搬送されたからあんたが身元引受人として
すぐ行ってあげて！」
と鬼軍曹が
強制命令してＫ病院まで
行って貰ったことがありました・・・
たぶんその頃から甥っ子の電話番号を
携帯で呼び出すことが
出来なかったんだろうと思います・・・
動けぬ私がチャッカリ・・
甥っ子の会社へ電話し・・・
K病院まで行って貰うように
連絡を取りましたので・・・
付き添っていた息子は甥っ子と
バトンタッチができました・・・
昔からの家電話は受話器があるので
それを耳に当てて話せても・・・
携帯は受話器がないから
どこに向かって話すのか
話し方を忘れてしまうんでしょうね・・・
倉庫の荷物は・・・
「先入れ先出し」が原則ですが・・
年老いた老人の頭は「後入れ先出し」
気をつけないと・・・
私も同じ道を辿っています・・・