日曜日・・・
息子の運転する車の助手席に乗りながら・・・・
つらつらと色んな事を思い出しました・・・


今までは親戚や姉妹に何かある度に
夫婦単位で集合していましたが・・・


60代に入りますと
夫婦のどちらかが体調を崩して
動けなくなる組が出てきたり・・・


惜しくも早世し・・
片割れになる組も出てきます・・



片割れにならなくても・・
植物人間状態で入院してる者もいれば・・


要介護の身になり・・・
一人ではどこへも出られない
者もいます・・・



わたし達は5人姉妹で・・
現在実家では・・・
夫婦が二人とも健康でまともに動ける組は
末っ子の4女クンの所の一組しかいません・・



4女クンの旦那さんは
自宅にいれば長男として・・・
何もかも取り仕切っていますが



嫁の実家へ来れば田舎では上座から・・・
生まれた者順の夫婦一組ずつで
据わっていきます・・


姉夫婦の次に私達夫婦が座り・・
4女クンの夫婦は一番末席・・・


招待しておきながら末っ子の婿だから
座る場所が末席と決まっているとは・・・

 


なんだかとても申し訳ない気が
していましたが・・・


今では一番元気なのが
末っ子の4女クンの旦那さん・・・



どこへ行くにも何をするにも・・
女4人の総取締役・・・

 


最後になって一番重宝されているのが
よく間に合う4女クンの旦那さんです・・・


姉の旦那さんは、姉が入院するまでは
二人暮らしだったので


自宅で三度三度姉の食事の用意をし
掃除洗濯をして・・衣類やおむつの交換から
定期的にお風呂まで

入れて洗ってやっていたので・・・


義兄の体が心配だと私達が言うと・・・
こんな世話ぐらいは
当たり前のことだからと・・


決して苦情を言ったり

恩に着せる事なく・・・
姉を大事にして・・・

とことん尽くしてくれた義兄・・・


「お父さんはどんな世話も嫌がらず
黙ってテキパキやってくれる・・ありがたい」
といつも感謝してた姉・・・


そんな話から4女クンが・・・
「わたしも介護が必要になったら
皆旦那にやって貰おうと、今から訓練してるンよ」
と言い出すと・・・・

 


「僕は老人施設に再雇用で勤めていましたから
ヘルパーさんのやることは何でもやれますから
大丈夫です!」と頼もしいことを言うコゲルクン・・・



相棒は例え元気だったとしても
そんな優しい言葉は

太陽が西から出ても・・・

絶対に出てこないと思う・・・

 

 


「コゲルクン!M(4女クン)の次に
わたしも頼むネ?」


言っちゃったわ・・・?

 

 

コゲルクンは・・・

わたしと同じ高校の2年後輩デスタ・・?

 


ごめん・・・!

厚かましくて・・・

 


お願いじゃなくて・・・
願望なのよ・・・


現実は願望から遙かかけ離れている・・・