生ある者は必ず死が待っている・・・
人は生まれた瞬間から・・・・
死へ向かってスタートし始めている・・・


人がこの世に生まれてくるのは・・・
前世の業を終えるためである・・・


とか・・・
中国ドラマの一節です・・・・・





朝方・・年子の妹が
涙声でライン電話をしてきましたが・・・


あいにく4女クンも義妹も出られなかったのか
ライン電話に参加したのはわたし一人・・・・


「なに・・・?」
って聞きますと・・


「京都のお義兄さん(姉の旦那)から
泣きながら電話があって・・・

 


姉ちゃんはいよいよあと1週間ぐらいで

ダメなんだって・・・


肝機能が全く動かなくなって
お水がお腹に5リットル
たまっていたのを抜いたそうだけど・・・


何も食べ物を受け付けなくなり

体力も尽きて・・・

 


ベッドから落ちて足を骨折しているけど・・・
血液も順調に流れないため・・・
手術することも不可能なんだって・・・



○○病院はコロナで面会禁止の所を
日曜日(16日)に最後のお別れのために
面会を一人10分間ずつ許すから・・


逢いたい人に逢わせてくださいと
病院から許可が出たそうなの・・・


お義兄さんが羽ちゃんにも最後に
逢ってやってと連絡してきたわ・・・・


こちらにいる私達も全員行くから・・
日曜日の午後1時に○○病院前で待ち合わせて
みんなで最後のお別れのお見舞いに行こうよ・・・!


今は6階の個室に入ってるそうで
お義兄さんが付き添っている・・・


病室へは勝手に入れないから
全員が集まったらお義兄さんのスマホに電話して

 


面会の許可を取ったお義兄さんが玄関まで
迎えに来てくれる段取りになっているから・・・」


というライン電話を

年子の妹がくれましたので・・・・・

 


姉が最後の力を振り絞って
離れ離れに暮している・・・
妹達を待っていてくれると思いますと・・・


胸が詰まって・・・

言葉も出ません・・・


「わたしも必ずその時間に行くから・・!」
と言って電話を切りました・・・


年子の妹も泣きながらの電話です・・・・
午年の姉は昭和17年生まれで今年満80歳・・・・



姉は昨年の12月に肝臓癌の手術をしてからは
短期間で手術の繰り返しばかり・・・


体重も20キロから減少し・・・
体全体が皺だらけになって
昔の面影がなくなったそうです・・・・


可哀想すぎて
誰にも姉の今の姿を見て欲しくない・・・
と年子の妹は申します・・・


姉は苦しみ抜いた晩年になりましたが・・

 

 

夫婦仲は人もうらやむような仲の良さで

義兄のことを心から尊敬し・・・

とても信頼していました・・・

 

 

姉も可哀想だけど・・・

涙を流して世話してる・・・

義兄の気落ちした姿を見るのが忍びないです・・・

 

 

姉ちゃんよく頑張ったね・・・
病気になってからの毎日は

どんなに辛く苦しい毎日だったことか・・・

 

 

痛みや体のだるさを

少しも代わってあげることが出来なくて・・・

本当にゴメンね・・・許して・・・姉ちゃん・・・


あと3日で会えるよ・・・!
姉ちゃん私達が行くまで
何とか元気で・・・待っていてね・・・!