女は・・・回りに友達も多いし・・・
姉妹や子どもや孫との繋がりもあって
毎日結構楽しく暮しているのに・・・


男は・・・何故か自分の兄や姉とも
連絡を取らないし・・・


何か用事があればわたしを介して連絡が
入ってくるので・・・普段は兄姉との
直接的な会話もない相棒・・・


だから相棒は・・・
わたしがしゃべって上げないことには・・・

 


誰も話しかけてくれないし・・・
超孤独な相棒・・・


仲の良かった同僚やお友達は
大酒飲みばかりで・・・すでに他界し・・・

 


残された孤独な相棒も要介護3では
楽しみようがありません・・・


今日はチョットだけ相棒を褒め殺して
わたしのお手伝いをさせてみました・・


寝てばかりいては・・・
腰が立たなくなってしまうので・・・


台所のテーブルに座らせて・・・
洗って乾かした昆布を・・・

 

 

佃煮にするため
鋏で真四角に切る作業を・・・

手伝って貰うことにしました・・・



「これは凄く根気がいる作業で・・
一人で延々とやり続けるには量が多すぎて
途中でイヤになってしまいそうだから・・・


あんたが手伝ってくれるととても助かるわ・・・


あんたは・・・・ずっと寝ぱなっしでは
腰の骨が圧迫骨折してしまう・・・・


ほんの30分でも助けてくれると
わたしも疲れないし
大助かりなんだけど・・・?


イヤだったら無理にとは言わないわ・・・?
あんたはやり出すと几帳面なA型だから


仕上がりはわたしより
数段上だと思う・・・どうする・・・?」


(本当は相棒の方が下手くそだけど・・・?
自分を落としてでも相手を持ち上げたほうが
やりたくない男も勝手に動き出す方法ね・・)



昼食後新聞をずっと読んでいた相棒が・・
「うらもやる・・昆布と鋏を持ってこい・・!」


ヘイヘイホ~!
人を動かす方法は成功なり ・・・!


普段は余り会話のない二人ですが・・
少しだけ二人の子どもの近況とか・・


6人の孫達の近況を・・・
(ライン繋がりはわたしだけなので・・)
話して聞かせました・・・


相棒はわたしの仕事量の半分程度の
仕上がりでしたが・・・


それでも手伝ってくれただけまし・・・
その分早く片づきましたから・・・


それから圧力釜を使って
昆布と一緒に入れた椎茸を柔らかく煮てから
味付けをしました・・・


相棒に「お味はドウ・・?」と聞きますと・・
いつもなら首を真横にかしげ無言の相棒が・・・


自分も参加した昆布の佃煮ですから
「うん・・こんなもんだ・・・!」


と・・今日だけは反応が素直でよろしい・・!


腰の骨が圧迫骨折しちゃうと言って
脅しましたが・・・


今日はケアマネさんが
家庭訪問された日でもありましたので・・


相棒も少しは寝てばかりはダメダと
自覚した様子です・・・



芸達者な大根役者羽奴は・・・
褒め殺し技をますます磨いて・・



これからも簡単な手作業には相棒に
参加して貰いましょうか・・・?



終りよければ全てよし・・・!