明日は・・・・

 

4女クンと コゲルクンと
年子の妹と義妹の4人で・・・


京都の姉の所へお見舞いに行くと
わたしの所へ年子の妹から

ライン電話がありました・・・


わたしも一緒に便乗してお見舞いに
行ける物なら行きたいのですが・・・


同じ福井県内でも・・・

二人の妹たちの住んでる若狭地方から・・・

さらに北へ約150キロ離れた嶺北の地・・・・


まして・・・体の不自由な相棒を抱えた身・・・・
2,3時間で往復できるような距離でないと
相棒一人にして出歩けず・・・

 


今日は姉に・・・
お詫びの電話を入れました・・・



肝臓ガンの手術をしてからの姉は・・・
固形食が喉を通らなくなり・・


食べると胃が受け付けないと言って
今は牛乳とかヨーグルト以外は
食べられなくなったと言います・・・


体重も手術前と比べて
丁度10キロ減ったと言いますので・・・


どう言って慰めて良いものか

言葉が見つからず・・・

 


「姉ちゃん・・うらやましいわ!
念願の理想体重になったやン!」


と言いますと、姉は笑いながら・・
「そうよ・・わたしが21歳で結婚するときは
細身の素晴らしいプロポーションだったのよ・・


それが一人産み二人産み3人目を産んだときは
もはや 手の付けられないほどの豊満な
肉体美になりました~~!」


笑わすじゃん?


「明日H(年子の妹)が姉ちゃんの好きな故郷の
K亭(わたしの同級生のお店)の鯖寿司を
持って行くと言ってたわ・・・


一口でも食べられたら元気が出ると思う・・
姉ちゃんが口癖のように

故郷へ帰りたいと言ってると聞いて・・・


慣れ親しんだ妹達やその婿の顔を見ると
気晴らしにもなって・・・・
少しでも元気パワーがみなぎるといいねぇ・・・


わたし・・・一緒に行けなくてゴメン!・・・

 

 

その代わり明日 何か姉ちゃんの
喉を通りそうな物を送るから・・・
当てにしないで待っててね・・・!」


と言いますと

「お見舞いをたくさん貰ってるから

もう何もしないで・・・!」と姉・・・


妹達はわざわざ遠出して

お見舞いに出掛けるのに・・・

 

わたしはお見舞いに行けなかった分だけでも

品物で気持ちの上乗せしないと・・・!


姉が話のついでに語ってくれたことは・・・

「子どもを3人産んだけど・・こんな時に

一番間に合うのはやっぱりYだわ(長女)


わたしが何も言わなくても

口に合いそうな物を自分で考えて
買ってきて食べさせてくれるし・・・


身の回りの物で必要な物は

ちゃんと揃えて・・・・

 


ベッド回りの取りやすいところに

置いてくれる・・・


若い頃はYは口うるさい奴だ・・
母親に小言ばかり言う・・・と


煙たがっていたYだったけど・・・
今では痒いところに手が届くような

気配りが出来るし・・・・
とても ありがたい存在になっている・・・


仕事を持っていて大阪に住んでいるから
土、日にしか来られないけど
どんな些細なことでも頼みやすいし・・・


女の子を一人産んでおいて本当に
良かったと思う・・」
と姉が言います・・・


うちも・・たぶん・・・


まさかの時の頼み事をするには・・・
遠慮無く安心して任せられる・・・
長女かもしれない・・・


姉の言葉には・・・

病状の悪化と共に感じる
重みがヒシヒシと伝わってきました・・・


いずれわたしも通る道・・・