今日は思いがけない相棒の
普段見せない能力を発見いたしました・・・


というのは・・わたしが夕食の準備中に
スライサーでキャベツの千切りを
してる最中に・・・


うっかり親指をキャベツと一緒に
すり下ろしてしまい・・・


一瞬アイタ!と感じたときには
2センチほどの切り傷から・・・
赤い血が噴き出してきました・・・


コリャアカン!
と咄嗟にテーブルにあったティッシュで
親指を巻き付け・・・


1,2分圧迫しておりましたが・・
押えているティッシュが・・・
みるみる血液でボタボタになり・・・


親指の切れた部分がドックンドックンと
脈打ち始めました・・・


救急箱から傷テープを 
とりあえず2枚取り出し・・・
紙部分を破って巻き付けるつもりが・・


その場になって

初めて気が付きました・・・


左手の指は5本とも右手の親指を握るのに
出動して役に立たず・・・?


残っている指は・・
右手の親指以外の4本なり・・・


いくら器用な手でも・・・・
右手4本の指で傷テープの紙部分を
剥がすことが出来ません・・・


「立ってるものは親でも使え」といいますが
寝てるものは起こしてでも使おうと・・・・


傷テープを2枚持って
相棒の部屋へ突進しましたわ・・?


「あんた・・スライサーで親指すり下ろした!
この傷テープの紙部分を剥がして
親指の傷口に巻いて!」


と・・有無を言わさず命令形で・・・!


相棒は、常日頃は無器用で
何事もチャカチャカと
やれるほうではありません・・・


しまった・・・人選ミスしたか・・?
と思いもしましたが・・・
他に頼れる人も無し・・・?


わたしは献血できる間は

牛乳瓶1本分ぐらい200㏄の献血も
平気でやってきた身ですし・・・


相棒がダメならいくらでも自分でやれる・・
と開き直りの強靱な神経も

持ち合わせていました・・・


相棒の指先がどこまでまともに動かせるか

気にもなっておりました・・・


相棒は思ったよりも手早く・・・

1秒ぐらいで傷テープの紙を剥がして
わたしの右手親指の

血を拭き取った傷部分に貼り付け・・


残ったもう一枚の傷テープも
瞬時で紙部分を剥がして傷部分に重ねて
巻いてくれました・・・


「あんたやる気になればやれるじゃない・・・
もっと無器用だと思っていたのに・・・?」


可愛くないわたし・・・?


これが感謝の言葉カイナ・・・?


でも・・意外性を認めたことになるんだし
案外相棒にとっては
褒め言葉だったりして・・・?


夕食に揚げたトンカツを
「今日のお礼ね・・!」


と言ってわたしの分まで多めに
相棒の皿に装ってあげたら・・・


「こんなに食えん!」と
拒否されちゃった・・・!


お互いに意地っ張りで可愛くない

似たもの同士の夫婦です・・・