代わり映えのしない日常で相棒はわたしの
ネタ製造器・・・?


穏やかに暮せるはずの日々に

相棒は気まぐれな・・・
薬味の唐辛子を振りかけてくれます・・・


本当に素直じゃないんだから・・・?


昨日もわたしが
昔亡き父が冬場によく漬けてくれた
鯖のなれずしが食べたくなって・・・


買ってきて相棒とお昼に半分こして
食べまししょうと・・・


わたしが先に一口、 口にしましたところ

 


「ウェツ~?これは何だ~?
父の作ってくれた味とはほど遠い
詰めてあるご飯が甘すぎて甘酒のよう・・
おかずじゃなくておやつだわ・・この~下手くそ!」


と心の中で見ず知らずの製作者に文句を言いながら
残すのも悪いと思って

自分の食べる分のノルマは果たしましたわ・・・



きっと相棒も 文句たらたらだと思い・・・

わたしが先に 断わり文句を・・・・?

 


「あんた・・鯖のなれ寿司を買ったけど味は
この世のものとは思えないほどまずいわ・・
気に入らないと思うから

あんたは食べない方が良いわ・・・」・・と


 

鯖のなれ寿司は相棒からは手が届かない

テーブルの端っこにおいて・・・
他の料理を並べておきましたら・・・


相棒、わたしがマズイと念を押した鯖のなれ寿司を
平気な顔をして完食・・・?


「どうだった・・?」と聞くわたしに


「旨かった・・?」あり得ない・・・?
相棒は天の邪鬼だからわたしが美味しいと
いう物はマズイと言い・・・


わたしがマズイという物は美味しいと
脳みそにすり込んであるのかも・・・?


別に今更相棒を理解しょうという気には
なれませんが・・・

 

 

理解したとたんわたしの頭もやられる・・・?



今日はサツマイモの大学芋が食べたくなり
スマホで一番簡単な大学芋の作り方を見まして・・
その通りに作りました・・
そとはカリカリ中身はホクホクの柔らかさ・・・

相棒に「これは油で揚げずに フライパンで炒めて
後でお水を少し足してふっくらさせて


サツマイモどおしがくっつかないように垂れは
お砂糖とみりんとお醤油にお酢をちょっぴり
垂らすと覚めてからもくっつかないらしいわ・・


その方法でやってみたの・・
とても美味しいわ!」


最高の味だと自画自賛した大学芋を
相棒に差し出し・・・


「味はどう・・・?」と尋ねますと・・
またあの嫌なポーズを取りますの・・?



首を斜めに傾けて「う~ん?」と言ったまま
絶句・・・・?


別に・・頼んでまで食べて貰わなくても
喜んで口開けて待ってる
マイ胃袋持参中なり・・・!


何を作っても楽しみのない
無愛想なやっちゃぁ~?



その相棒の前に差し出した大学芋を
またしてもテーブルの端っこに置き
相棒が手の届かない場所へ

押しやりましたわ・・・?

 


悩むなら食うな!


しばらくして相棒が
わたしの部屋を開けて・・・


「大学芋は油で揚げたものしか
食べたことがなかったからまずくて
食べられんと思っていたけど・・・
食べてみたら食べられた・・・?」と申します・・・


わたしが戻って現場検証しにいきますと
相棒に装ってあげたのは完食して
まだ食い足らずお鉢に入れて
あったのまで半分以上食べてありました・・


美味しかったのね・・・?


マズイよ!と言う説明付きの方が気に入り
美味しいわと言う言葉に首をかしげる・・


一筋縄ではいかない

あんたは一体何者よ・・・?

 


宇宙からの侵略者か・・・?