時々家庭内のことで
娘の相談を受けますと・・・


そんなに深刻に受け止めなくても

悩むようなことではないと思いますが・・・


本人にとっては大変なことのようで・・・?


娘が「うちのお義父さん・・
未だに飽きもせず土地ばかりを買っていて


孫息子長男の家はあるけど
孫娘二人が将来結婚して出戻りしたら


住む家と地面は

確保しておかなければならない
そのための準備をしておく
と言うのよ・・・?


まだ娘達は結婚もしていないのに
早から出戻りの心配してるなんて
オカシイと思わない・・・?」


と深刻な面持ちで言うので・・

 


「それはお義父さんが仰る通りよ・・・!

二人の娘は出戻りの可能性も50%は
あると考えた方が正解ね・・・


いつでも帰れる場所があると思うと

余裕で困難に立ち向かえると思う・・・


孫娘の家と地面を確保しておいてやると
言われるならありがたく頂戴しておいて・・・


出戻りしなくても
将来そこに娘家族が住めば・・・


爺さん婆さんになっても娘家族とは
行き来が出来るし楽しみが出来る・・・


息子は結婚したら嫁にくれてヤッタと
思いなさいとある人から言われたことがあった
けどその通りよ・・・


息子は当てには出来ないわ・・・

 


盆正月には
娘は婿殿や孫を連れて帰るけど・・


息子は嫁の実家へ行ってしまう・・・
それは私達もそうだったから

分かる気がする・・・


お義父さんは先見の明があるのよ・・
その考え方は尊重すべきだわ・・」


と娘に申しますと・・

 


娘は自分の可愛い娘二人を

結婚もしない先から
出戻り扱いされたことに腹を立てていましたが・・・


その先々のことまで心配してくださるのは
お隣に住んでるお義父さんだけ・・・


あらゆる可能性を想定して子どもや孫の
将来の不安を取り除いてあげようと
婿殿の父親は考えておられるのです・・・

 


「感謝しても腹を立てることは間違ってる!」


娘にそう申しますと・・

 


「あぁ~そういうことも考えられるわね・・
わたしは娘達が結婚もしないうちから
出戻りという言葉を使われるのが

気に障っただけかも・・?」


と納得してくれました・・


言葉の意味は奥深いものがあります・・
言葉のすれ違いから発生するトラブルも


真の意味をつかめば怒りが感謝に
変わることがあるやもしれません・・・

 


言葉を理解する能力は大切ですね・・・!