今日 いつものように午前中
訪問される相棒の友達の
魚屋さんの奥さんが・・・


わたしに
「今来るときに曲がった信号の所の
家の前に霊柩車が止まっているんだけど


誰かこの町内で亡くなった方が
いるんですか・・・?」


と妙な質問をされましたので・・


「お通夜やお葬式の触れごとは
町内会長さんが印刷した案内状を


各家のポストに入れて回られるのですが
今回はそのようなお知らせもなく・・


新聞のお悔やみ欄にも出ていなくて
全く気がつかなかったのですが・・
そうだったのですか・・・?


コロナが流行りだしてからこの町内のお葬式は
家族葬ばかりで誰一人として一般参列の
お葬式を行われていません・・・



亡くなった人に
申し訳ないような気もしますが・・・


この時節に家族葬が本人や御家族の
強い意志ならお見送りが出来なくても
しかたありません・・」


と申しますと・・・

 


魚屋さんは・・・・
うちの隣の町内ですが・・


「わたしの町内でもみんな家族葬ですわ・・
『楽な寂しい』別れですね・・・」
と言っておられます・・・


この辺のお葬式は昔から・・・
最後の嫁入り婿入りと言うほど
お供え物やお飾りも豪華で

きらびやかで・・・


参列者も多く・・・

 

 

受付は「一般」「職場関係」「親戚」と区分けされ
相棒の母親の時は総勢三百人あまりの方が

お参り下さいまして
賑やかな式典でしたが・・・


それもコロナ禍では人知れず

ひっそり執り行う
家族葬が主流になっています・・・


生きているうちの紅白の垂れ幕で飾った

トラック3台分の嫁入り道具を

 


長持唄をスピーカーで流しながら

親戚中が集まって運んだ嫁ぎ先・・・?

 

 

あのド派手な若き日の嫁入りも
幸せはこの程度・・・???



なんのこっちゃぁ・・・?


私達にお迎えが来る頃は
葬式のあり方は
どうなっているのでしょうか・・?

 

 


出しゃばらず引けを取らず・・
そのときの町内の回りの方々の歩調に
合わせて行きたいと思っています・・・・・!