今日は恒例のクリスマスイブ・・・

 

 

 


息子と娘の孫達に本人達のお気に入りの
クリスマスケーキをカタログで選んで貰って
お店から直送していただきました・・・


それぞれからお礼のメールや
電話がありました・・・


わたしの所なんて贈ったのは
クリスマスケーキだけですが・・・


4女クンの所はクリスマスケーキの他に
それぞれ孫達の欲しいクリスマスプレゼントを


事前に孫達から聞いておいて
プレゼントしたと言います・・・


そうかと思えば年子の妹の娘の所は
子どもがいないので


娘婿殿が民宿へ妹を招いて一泊し
魚や蟹の食べ放題で
日頃の母親の苦労を労ってくれるそう・・・


孫が居る子どもも孫が出来ない子どもも
それなりに母親を喜ばせてくれて・・・


子どもを通じて母親は
その恩恵にあずかることが
出来るんですね・・・


旦那さんを早く亡くした妹も
3人の子や連れ合いが皆公務員で・・・
不況でも倒産する心配も無く・・・


傍に居て何かある度に駆けつけてくれるので
とても賑やかで幸せだと思います・・・


敗血症になり

明日にでも死ぬようなことを言っていた
入院中の弟が・・・
熱も下がり血液検査の値も

正常に近づいてきたそう・・・


「ビックリさせてごめんねぇ・・
だって先生がもうダメかもしれないと

言われたのよ・・・


狼が来た・・みたいなことを言って

嘘吐きやわわたし・・ほんまにごめん・・」

と年子の妹・・・


「いいのよ・・人は亡くなる前には7回ほど
危篤状態に陥るんだわ・・・
人が集まるとそのたびに持ち直して・・・


1週間後に又危篤・・・というように・・・
そうして見送る人たちも

お別れの覚悟をしながら・・・


いざというときには心の準備も整い
静かに事実を受け入れて

お見送りすることが出来る・・・


ホント・・・狼少年は7回ほど嘘つきに成らないと

お迎えが来ないけど・・・
そのうち最後は本物になるのよ・・・


まだ・・あと6回ほど嘘吐いても想定内だから
気にしないで・・」



と妹に言いますと・・
「でもねぇ・・弟の手は骨だらけの上に
サランラップのような皮が
ひっついてるだけだし・・・・


パジャマから覗いて見える肩なんかは
骨そのものよ・・・
それでも寿命があるって事が不思議・・・」


と言う妹・・・


「でもねぇ・・預かっている病院の内科医としては
もう限界だと割り切って簡単に安楽死の選択は
されないと思う・・・


最後の最後まで・・・
命が燃え尽きるまで生かされて

死んでいく・・・


それまで回りで騒がず
静かにまで見守っていってあげようね・・」


と言うと妹も納得したみたい・・・


クリスマスイブで
キリストさまに見守られているのかしら・・・


しばらくこんな調子が続く事でしょう・・・


少しでも苦しみを少なくしてやってと・・・

 

 

わたしも又・・・

亡き父や母に手を合わせています・・・