親が一生懸命守ってきた土地や家も
都会暮らしの息子には何の未練もなければ
価値もない・・・



前回親の葬式をしに帰ってきて
(親の世話は一切せず、近くにいるいとこ任せ)


集まった香典をみんな一人で持って帰り
香典返しを何もしなかったという息子さん・・・

 


その息子さんがまたしてもやってくれましたと
年子の妹から報告あり・・・


亡きご両親が一生懸命息子さんとの同居を

楽しみに建てた立派な家を・・・


親が亡くなると・・・
「もうこんな田舎に帰ってこない!」という理由で

 


その家と前にある畑と

裏庭から続く持ち山込みで
3百万円で売りに出したという・・・


幸い近くに住む同じ町内の方に買い取られて
その家は買い主の息子さん夫婦の
住む家にされるそう・・・・


「なんでそんなに安いの・・?
この町内では50坪ぐらいの土地でも
最低2千万円ぐらいはしてるよ・・」というと

 


「高いも安いもこんな山奥では
買い取ってくれる人が誰もいないんやわ・・

山があるとなおさら売れん!

杉の木を植えても売りに出すまで
20年はかかるし・・・

山の手入れ代だけでも春と秋には
人を雇ってやってもらうとたくさんの

お金がかかるし・・

杉の木の成長まで

20年も待っていられないわ・・・

 

人間の寿命のほうが

先に持っていかれるわ・・・」


と年子の妹・・


「ソダネ・・親がいくらたくさん土地や山を残しても
息子にすれば税金を払うだけの
ただのお荷物になるのね・・・?」


そういえば元気だったころの弟が・・・


「作らない田んぼと山の草刈りだけで

春と秋にはシルバー人材センターの方に

結構な代金を支払わないといけないし・・・


山でも田んぼでも欲しいだけやるから
自腹で管理してくれ・・・」

と言ってましたわ・・・

 


姉と私は丁寧にお断りしました・・・!


だって・・・

クマやイノシシの食い荒らすだけの田んぼを
誰が欲しいもんか!


故郷の山もクマが出てくるし食うか食われるかの

命がけ・・戦場へ出かけるような韓国並みの

訓練が必要ね・・!

 

 

杉の木どころかクマやイノシシや

サルやシカの自然放牧地帯では

シイタケづくりもできんわ・・・!


家屋敷や山の価値観は
その土地に住んでいない限りは・・・

 


手入れする親が亡くなると

無価値になるということがよくわかりました・・・


それにしても3百万円で家屋敷や

山を手放した彼は・・・・・
思い切ったもんだわ・・・・?

 

 

きっと親が草葉の陰で泣いてる・・・・?