今日はまたまた娘の嫁ぎ先のご両親が
玄関先に・・・




大根や小松菜や里芋や
たくあんの漬け物や干し柿を
段ボール箱に3箱・・・


置いて黙って帰られ
後ほどお電話がありました・・・・



「ついでがあってお父さんと福井へ

出ましたので・・・

 


うちで野菜がたくさん
取れすぎましたので処分に困り
そこら中へ持ち歩いています・・・

 


良かったらなんとか

食べるのを手伝って下さい・・・・!


お母さんが気を遣われると悪いと思って
そっと玄関先へ置き逃げしてきました・・
すみません・・・?」


とは・・・


「こちらがすみません」だわ・・・
ありがたい事には変わりありませんが・・・


なんたってうちは二人家族・・・
とても二人で食べきれる量ではありません・・・


ご近所の食べてお願い仲間を頼るにも
お隣の奥さんちは・・


ご主人が亡くなってからは

話し相手に集まってくるお友達から
貰う野菜の宝庫・・・

 


腐るから食べてと逆輸入される始末・・・?


とてもじゃないけど申し訳なくて
食べてお願いの 助け合い運動には
参加のお願いができません・・・

 


どないしょう~~~~~?

左隣と前二人の奥さんはガン死・・・!

 


あぁ~そうだ!


明日は魚屋さんが配達に見える日・・・!
大根と小松菜と里芋は袋詰めにして


相棒の友達の奥さんに強引に

野菜食べて運動に参加して貰いましょう!


地球は丸い・・・右から左へ回す運動は
果てしなく続きます・・・




しか~し・・・!


直接受け取った側にすれば・・・なんかこう
お返しがまだ済んでいないという心の負担が
増すばかりのような気がいたします・・・


半年ごとに・・娘の嫁ぎ先のご両親には

野菜を頂くお礼に・・・・

 


お歳暮やお中元の他に・・・


季節ごとの下着や衣料品などと共に
すぐに食べられるお刺身や焼き魚やお肉類などを
持って 直接お礼に上がることにしておりますが・・・


今年もそろそろ伺わなくてはいけませんのに
脳腫瘍の検査のことも気に掛かっており
入院手術かそれとも経過観察だけで済むのかと


それがスッキリするまで気も晴れず・・・
娘の嫁ぎ先の方へは 脚が重くて一歩も

踏み出せません・・・


それなのに野菜を持ってこられる
回数の方が多くて・・・


心の借金が増すばかりでその重圧が
心苦しくて成りません・・・


娘に電話しまして
「お礼に伺わなければならないのに
脳腫瘍の検査がスッキリするまで動けないの・・・


悪いけど・・・結果がハッキリしたら

良くても悪くてもちゃんとお礼に伺うから
あんたからもご両親に良くお礼を申し上げてね!」
と申しておきました・・・



田舎の人同士は野菜を頂くと
又違う野菜でお返しが出来ても・・・


町に住む者は何かを買って来てお礼に
差し上げることしか出来ないとは・・・?


畑作りが出来ない者の心には
平等にお付き合いできない身の
情けなさが充満しております・・・

 

 

幼いころから仕事の合間に

一生懸命農作業に従事し・・・

 

喜びをご近所や家族とともに

分かち合えた懐かしい思い出は

 

今でも忘れることが出来ない

心の財産です・・・

 

 

 

今この年になっても

土に触れて充実した毎日を過ごせる人は

何事にも変えられない

最高の幸せ者だと思います・・!