膵臓のEUS検査を受けて
昨日無事退院して参りました・・・
喉から太い胃カメラを飲んで
膵臓の細胞を穿刺吸引する検査だと
お聞きしまして・・・
横文字の検査って意外と構える部分が
大きかったような気がしますが・・・
実際やってみますと・・
痛み知らずで案外すんなりと
終ったような気が致します・・
検査時間が１時間３０分とお聞きしまして
エライ長い時間を喉からカメラを入れて
こねくり回されるんだわと・・・
それ相応の覚悟はしておりましたが・・
始まる前に普通の胃のバリウム検査より
少量の液を飲まされその後、麻酔薬を少量
３回に分けて飲まされ・・・
喉から麻酔薬をシュッシュッと噴霧・・・！
点滴に鎮静剤を混ぜて・・・
喉が麻痺してきますと
呼吸困難状態になりそうと思ってた所へ・・・
鼻からの酸素吸入が始まり・・
意識が遠のいて・・・
いつ胃カメラが挿入されたのか夢うつつで
全く記憶にありませんでした・・・
夢の中で亡き父や母が畑で
笑顔でわたしにしゃべりかけて
くれていたんですが・・・
「子どもたちが待っているから早く帰れ！」
と言われ・・・
手を振って自分の車に乗り込んだところで
目が覚めました・・・
そうしたら・・
「大空さん長いことお疲れ様でした。
検査は無事終了しましたよ。
ストレッチャーで病室へ運びます」
と・・その声をおぼろげに聞きながら
病室の白い天井が見えてきました・・・
父や母があの世でも離ればなれにならず
仲良く笑顔で暮していてくれる様子が
見られただけでも・・・
なんかホットして・・
嬉しくなりました・・
前回の６時間にわたる子宮全摘手術の時には
ストーリー性のある長い夢でしたが
（指輪のダイヤが突如消えた・・・？）
１時間半ぐらいの麻酔では
親の笑った顔だけでした・・・
この検査は膵臓の５ミリ程度の早期膵がんも
発見されると聞きましたので・・・
検査結果は２週間後と言われましたが・・
病室へ異常が無いか
検査後の観察に見えた担当医に・・・
チョコシダケ肝心な部分を・・
（聞くだけはタダや！）
「ガンはみつかりましたか？」
と探りを入れましたわ・・
「他の先生方と相談の上２週間後に
検査結果発表を致しますが特に悪い物は
見つからなかったかな・・・・・・？？？」
わたしはそれで十分
父や母が笑顔でわたしを送り出してくれた
夢の意味は・・・
悪い結果ではないと言うことを
言いたかったのかしら・・・？
でも入らぬ期待は致しません・・・
先生方の正しい診断結果を待ってみます・・
コロナの緊急事態宣言が解除されてから
病室まで付き添い家族も
入れることになりました・・・
わたしは絶食なので付き添って貰った娘に・・・
「お昼になったから一人でレストランへ入る
勇気がある・・？恥ずかしかったらそのまま
自宅へ戻って食事してきて！」
と申しますと・・・
「お腹が空いたときには恥ずかしさよりも
どっちか急ぐ方が優先される・・・？」
とは・・・
娘はしっかり一人で食べに行きました・・・
今年５０歳を迎えた娘は今では
恥ずかしさ知らずの
逞しいオバサンになっていました・・・
