相棒の現役の頃に勤めていた会社から
毎年この時期になりますと・・・
公的年金等の受給者の扶養親族申告書
を提出するようにと言う書類が届きます・・・
頭の回転が順調だった頃は
パッと見てすぐ内容が理解できて
書類の作成も 届いたその日のうちに
簡単に仕上がりましたが・・・
だんだん油が切れてきますと・・・
最近・・ナンダベこの頭・・・
脳が早く仕上げなさいと命令を発しても
なかなかその作業に没頭できず
仕上げまでに２，３日掛かります・・・
たぶん書いてある文章が一読では
頭に入らないのだろうと思います・・・
それで・・アホはアホなりにひらめく
必殺技がアリました・・・
提出する書類のコピーを取り保存しておけば
今年の分は 昨年の書類を参考に
提出日だけを替えて丸写しすればＯＫ
これも生活の知恵でしょうか・・・
昔はいろんな場所へ着物を着て
出掛けなければならないことが多く・・・
どうせ着るなら自分だけでなく
人にも着物を着せられるようにと
着付け教室へ講師の資格を
取りに通っていました頃に・・・
その教室の講師から・・
「ご主人は家族を養うために
一生懸命働いているんですから・・・
せめてお給料日だけでも留め袖を着て
玄関先で三つ指をついてお迎えなさい・・
ご主人が働いたお金が
家へ入って来て家族を養い家計を潤すことが
出来るのはとてもありがたい事ですから
その日には特にご主人に、感謝してあげて下さい・・・」
なんて言われましたが・・・
その通りにやったことはありません・・・
留め袖を着ますと
そのたびに高い洗濯に出さないといけませんし・・
相棒とわたしは姉兄も多く・・・
その分甥姪も多いので
結婚式の回数も多く・・・
留め袖はもっぱら
お祝い金の諭吉さん団体との別れに
着ることが多かったような気がします・・
なんか脱線しすぎ・・・
アッそうそう・・相棒の元いた会社の
扶養親族等申告書の話でしたね・・
普段はたいした会話もなく
食事やお風呂以外は・・・
車間距離を保ち・・
気配だけを感じて生きているような
わたしたち・・・
公的年金の受給日だけは・・
密かに心の中で・・・
昔、着付け講師が言われたことを守り・・・
留め袖を着て玄関先で三つ指をつき
諭吉さんをありがたくお迎えしています・・
心の中だけですよ・・・・・
だって銀行振り込みだから下ろすときに
機械に頭下げるのオカシイし・・・