ライングループの一つである
我が妹たちとのラインは楽しい・・・口笛


わたしが独身の頃
ボンビーで車は買えず・・・


夏場はバイクで職場へ通い
冬場はバス通勤していた頃の・・・


なじみのバスの運転手さんが
亡くなったという話から・・・おねがい


その人も外面義男君だったそうで
私達には気さくに話しかけてくださり
親切で笑顔の良い方だったのに・・・
家庭内では結構気難しい人だったという・・・グラサン

 


亡くなってからまだ日も浅いが・・
その方の奥さんが
「わたしって薄情なんやろうか・・・・
主人が亡くなっても涙一つ出なかったわ・・・ショボーン


今では一人になってしまったけど
こんなに楽がこの世にあるだろうか
と思うほど・・・
満ち足りた楽な生活を送らせて貰っている・・おねがい

 

 

主人の介護がなくなってからは・・・
食事は今までのように3度3度
時間通りに作らなくて良いし・・・


自分の好きなものを買ってきて
好きな時間に食べられるし・・・


毎日洗濯はしなくても一人分なら
溜まったときにまとめてすればいいし・・・


誰も尋ねてこないので・・・
掃除も埃が溜まって
我慢の限界が来ればやればいい・・・


夜もぐっすり休めるようになって・・
主人には申し訳ないんだけど・・
今が天国だと思える暮らしが訪れている・・



一人になった今の方が・・・
主人と一緒に過ごしていたときよりも
楽すぎて罰が当たりそう・・・


これってわたしが薄情すぎるという
証拠かしら・・・ショボーン



と年子の妹に

その方の奥さんが
言われたと言いますが・・・


「それは今まで思い残すことがないほど
十分な介護をしてこられたから・・・


ご主人から これからはゆっくり休めという
プレゼントだと思いますよ・・・」
と年子の妹は言ったと言います・・・


年子の妹だってそうやった・・・
救急車で運ばれたまま64歳で
逝ってしまった旦那さんのこと・・・


あまりにも我儘な人だって・・
生きている間にしょっちゅう陰で

涙を流しすぎたせいか・・?


本番では涙が枯渇・・・
その後も 旦那さんを思い出して
涙を流すようなことは無かった・・?


でも・・商売をやっていた旦那さんが

年子の妹名義で・・・

 


一生食べられる分だけの預貯金や
個人年金に入ってくれていたお陰で・・・


生活には不自由なく生きて行けることに
感謝している妹は・・・・

 

 

子どもや孫達に欲しいものを買い与えたり
お祝い金を渡す度に・・・


「こうしてあげられるのは

お父さんのお陰です!ありがとうございます!」
と・・お仏壇に手を合わせお礼を申している・・・ラブ


泣いてる姿よりきっと旦那さんも
喜んでくれてると思う・・・


一緒に暮した年月の苦楽を相殺すれば・・・
涙の出ない人もいるのかもしれない・・


たぶん運転手さんの奥さんも

これまでの人生の苦楽を
脳内で相殺した結果かも知れない・・・


それでいいのだ!


急な別れの涙が・・・

相手を偲ぶ

悲しみの勲章ならば・・・おねがい

 

 

涙が出なくても・・・

それは 長きにわたり

相手には思い残すことがないほど

十分尽くして来たという

充実感と惜別への勲章だと思う・・・おねがい