昨日は運転免許証の更新に伴う高齢者講習に
近くの自動車学校へ行って参りました・・・


70歳を超えますと高齢者講習修了証明書を
持参しないことには免許証の更新が
出来ない事になっております・・・


心臓に毛が生えたようなわたしでも

当日は緊張しながら講習会に臨みましたわ・・


あらかじめ時間の予約制度を取っているだけあって
人数制限があり 一部屋に6人ずつ入り


約2時間の間に・・・

講義と視野検査と実技がありました・・・


なんだか~というような感じの・・
無口で無愛想な集団・・・?


コロナのせいか誰も声を出さず・・・
教官が説明をしても名前を呼ばれても
声はなし・・・


マスクをして検査ごとにその場で
手指の消毒をしながらやっているんですから
返事ぐらいはしていいやろうが・・・?


ついに実技の時間が参りました・・・
「名前を呼びましたら一人ずつ

わたしと一緒に車に乗ります。


車はオートマ車で

皆さんの乗っている車より
車長が長いのでそこの所を頭に入れて
運転して下さい・・・


まずは大空さんから始めます!
心の準備はいいですか?」


「ハイ!」とわたし・・・

返事は元気で力強く・・?


「あのう・・足が短くてブレーキやアクセルに足が届きませんので・・・

座席を前にやっていいでしょうか・・?」


と申しますと快く

「お好きにどうぞ」とご返事が・・・・


自分の車はサイドブレーキもブレーキも
足下に付いておりますが・・・


その車はサイドブレーキは左の手元に
昔ながらの手動式・・・


エンジンは・・昔ながらのキーを鍵穴に突っ込んで
右へ回す奴・・・

 


自分の車は車のキーを鍵穴に差し込まなくてもよい
キーレスなので軽くタッチするだけでしたので・・・

 


もう何十年もその記憶から遠ざかっていましたわ・・・

 


大丈夫かわたし・・・?


10分間でミッションをクリアしながら
その慣れない車を 

乗りこなさなければならない

心の重圧は・・・


さすがに心臓に毛が生えたような

わたしでも・・・
緊張感で冷や汗がタラタラと

流れ落ちました・・・


この教官は・・・
察するに60歳前後と見受けられます・・・


甥っ子ぐらいの年齢ね・・・

 


この教官の生まれた頃のわたしは
もう中学生だった・・・


そんな子ども相手に何を今更気後れする・・・・
わたしは はるかにオバサンさんなのだ~~!

 

 

ただこの場を全力で乗り切る
だけなのだ~!


そういう気分の転換を図ると

不思議と心にも余裕がわいて

きましたわ・・・


昔(20歳の時)

敦賀の金山自動車学校で乗った

教習車はトヨタのクラウンでした・・・

 

 

大きさで言えばそれと一緒ぐらいだわ

この車は・・・・



これなら行ける!


そう思ったら幾分余裕も出てきました・・・

 


10分間という実技指導も脱輪も
ポールに当たることもなく・・・

 

 

車庫入れも病院へ約10ヶ月間通った
相棒の病気のお陰で・・・・
一発で切り替えなしでバック入れ成功!

 

 

教官から最後に一言・・・

 

 

「運転に問題はありませんが

方向指示器を出すのが遅すぎます・・

早めに出すことを心がけて下さい・・」

 

 

ヤッタゼ~!

 

 

来週は高齢者講習修了証明書を持って

運転教育センターで更新の手続きをし

新しい免許証の交付を受けてきます・・・

 

 

一つずつ心配事がクリアできていく

喜びは次へのステップの

新たな希望となります・・・

 

 

新しい希望に向かって 

わたしは進みます・・・