何をやってもわたしから
及第点を取れない相棒・・・グラサン


わたしが口癖のように・・・



「施設で預かって貰うのが嫌なら
わたしがいないときには


最低限度は自分のことは
自分でやれるようにしてね・・・ウインク


あんたは身体障害者じゃない・・・
医療費も介護費用も
みんなと同じ負担額を出して
いるんだから・・・ニヤリ


悪い所はみんな取った・・・

努力すれば健常者となんら変わりなく
生活が出来るはずよ・・・」ウインク


いつも励ましか脅しか知れない言葉を吐く
羽奴です・・・口笛


ウサギとカメの昔話にあった
ウサギがわたしなら

のろまな亀が相棒ね・・・グラサン


今日は相棒を連れてK病院の
循環器内科を受診しました・・・


9時半の予約でしたがそれまでに血液検査や
心電図検査を済ませておかねば成りません・・・


わたしが受け付け表を持って飛び回り
順番が来たら相棒を連れに行くと言う
動作を繰り返し・・・


ついに担当医の中待合室で
順番表が出たら診察という運びになりました・・・おねがい


でもそこは3人しか座れずその席も
コロナの影響で席が間を一つ飛ばしの
座席となっています・・・


遠慮したい場取りのわたしは
相棒だけをそこで待たせて・・・


「自分の順番が来たら見える所に
座っているから呼びに来てね・・・」照れ


と言ってありました・・・
まだ相棒の前には二人の方がいましたので・・


大体一人10分として相棒は3人目だから
約30分後ね・・・!

と安心して診察室から5.6メートル離れた
座席に座っていましたら・・・
何故か一気に睡魔が襲ってきました・・・ショボーン


気がつきましたら相棒が診察を終えて
わたしの前に戻ったばかりでした・・・えーん


「ちょっと~!一人で診察してきたの?
なんでわたしを起こしてくれなかったんガーン


あんたは一人で聞いてもダメやろうが・・プンプン
耳が遠いし・・・

おまけに全部右から左へ筒抜けする

風通しの良い頭や・・・えーん


わたしみたいにあっちへ当たりこっちへ当たり
記憶が徐々に遠ざかる頭なら・・グラサン


破片を拾い集めれば何とか通じる物を・・・
一人で診察受けたらアカン言うたやろうに・・」えーん


羽 「ところで循環器内科の先生は
血液検査の結果を見てなんて言われた・・・?」ウインク


相棒 「何か言うてたけど
ハッキリ聞こえなんだ・・・?」

・・・何それ~? 診て貰った意味ないし・・・?


相棒「注射を一本打つと言われた・・
どこへ行けば良いか聞いてこい・・?」


・・・それはあんたがちゃんと聞いてから
出てこにゃアカンやろうが・・・



羽 「何の注射を打つの・・?」
相棒 「ソレはおめぇ~が受付へ行って聞いてこい?」


・・あんた何しにいったん・・?


わたしなら記憶が抜けると困ると思ったら
すぐメモ用紙に記入するとか・・・・


メモ用紙がなかったら黒マジックで
手のひらに書いてあとでノートに書き写すとか・・


馬鹿は馬鹿なりに対策を考えるわ~グラサン

 


それもしないでそのまま筒抜けさせるとは

支払う医療費が惜しいじゃゴザンセンか・・・ガーン


だから一人で診察室へ入るなと言ったじゃない・・
せっかく朝早くから、わたしが同伴した
意味が無いわ・・・ショボーン


何の注射かとお聞きしましたら

貧血も内服薬では追いつかないので

皮下注射をして内服薬は今回から

中止すると言うことでした・・・おねがい


大切な診察に付き添いながら
つい居眠りをしてしまっていたわたしも
悪いのですが・・・ショボーン


順番が来て診察室へ呼ばれたときに
何故一言わたしに声を掛けに
来てくれなかったのか・・・えーん


アノバカチン!


ここでもしっかりと全責任を
相棒に押しつける鬼嫁でした・・・てへぺろ