誰かに物事を頼むときに
今何かをやっているときには・・・


「慌てませんから手が空いたときに
これをやってください・・」


と頼まれると
今やっていることを後回しにしてでも
その頼みを先にやってあげたくなる・・・


相手の出方次第で人の心は
気持ち良く仕事が出来たり
できなかったりするものである・・・


相棒・・・わたしに何か頼むときには
一度に5.6個連続に指示を与える・・・


わたしの体が一つしかないのに連続で
5.6個指示を与えられると・・・・


イライラ度マックス・・・
こうなったら逆に・・こちらの出方も考えないと・・・


「で・・あんた・・どれから先にやって欲しいの?
同時にやって欲しければヘルパーさんを
5人頼むけどそれでいい・・?」


相棒・・・ソレは困るといった表情で
「おめぇ~が忘れると困ると思って
先に言っただけだ!」



「わたしは昔から一を聞いて十を知る女や!

(実際は十を聞いて九を忘れる毎日・・)


毎回毎回同じ事を
耳元でガチャガチャ言わんといて・・!


わたしがやってることで
何か忘れたことがあった場合には
付け足してくれたらそれでいいから・・・」と


大きく出てやりましたら相棒シュン・・
ナメクジに塩を振ったような
状態に成りました・・・


アンニャロウメ・・!懲りたか!

 


そろそろ山の神の百姓一揆ダベサ・・


丸50年相棒の命令に逆らわず
従ってきましたが・・・


年齢と共に体の動きも悪くなりますし
間に少しずつ休憩を入れないと
同時進行では体が持たぬ・・・


相棒もわたしに少しは譲ってくれて
「手が空いたときでいいから」と言って


頼み事を言ってくれれば
いくつだって聞いてあげますし・・・


なるべくそれらを先に
やってあげたくなりますのに・・・


言葉の使い方一つで・・・
わたしの心の中で百姓一揆を
起こさせないでよ・・・


相棒・・・!