6歳年上の姉が
「この頃何を食べても味が
砂を噛んでるような味がして
美味しいと思わなくなった・・」
と言うので・・・
「それって・・実家の祖母が
晩年よく言ってた言葉と一緒やわ・・・
そういう味がするようになると
作る料理の味付けもいまいちになるし・・
家族がだれも自分が作った料理を
食べてくれなくなるパターン到来って事?・・・
そんで・・姉ちゃんとこの料理はいったい
誰が作っているの・・?」
と聞くと「お父さんよ・・
働きに行って・・食材を買いにいって
帰ってから料理を作ってくれてる・・・
ゴミ出しもみんなやってくれて
ついでにわたしの晩酌用のお酒も
お父さんが買ってきてくれる・・
お父さんがいないと
とてもわたし一人では生きていけないわ・・
お父さんが命のわたしです」
馬鹿申せ・・・
高齢の旦那さんを働かしすぎやろうが・・・
可哀想・・旦那さんが・・・
他人が口を挟むことでもないか・・・
本人が幸せならばそれでいいか~~
まぁ・・未だにそれだけ
ラブラブってことかも・・・?
だけどワタクシメ・・・
ちっともウラヤマシクナイゼ~!
わたしたちみたいに会話がかみ合わず
趣味や嗜好も違う夫婦は・・・
ラブラブじゃない方がうんと幸せ・・・
これが・・・心がときめくような人と
結婚していたなら
話は別かも知れませんが・・・
たまたま姉夫婦は
初恋の人だと旦那さんに言わしめた仲で
心がときめく者同士のカップルだったのかも・・・
愛はなくても二人の子どもや6人の孫を
見守ってきた共同責任者として・・・
長年連れ添った情だけは残っています・・・
相棒が生きていてくれる限り
生活面での心配はいりませんので・・・
そのことを十分感謝しながら・・・
わたしなりに体力が続く限り・・・
相棒の介護に全力を注ぐつもりです・・・