娘が「お母さん何かほしいものはない?」
とよく電話してくれますが・・


ありがたい事に今は特にほしいものが
何も思いつきません・・・

 

大学生を二人抱えて学費の捻出に

娘夫婦も大変なときに・・・

 

 

こんな気遣いをしてくれるとは・・・
こちらのほうが

助けて上げたいくらいなのに・・・

 


年老いた私達のことを優先してくれるとは

申し訳ない気持ちで一杯です・・



若いときには子どもや孫達にこの先いくらぐらい

費用が掛かるのだろうかと思うと・・・
あまり無駄使いは出来ませんでしたが・・



もう先の見えてきた私達・・・
今お世話になったことはその時々に

 


お礼の気持ちを表すことが
必要じゃないかしらと・・・
その都度お礼を心がけています・・・



来年のお正月はコロナ渦のために
子どもや孫達を集めての会食は
控えたいと言うことで・・・



娘家族へのおせち料理はわたしが作って
重箱に詰めたのを・・・
お年玉やお小遣いと共に

大晦日に渡すつもりでいます・・・




今までは何かが起きる度に
大変だ~!とニワトリが川を渡るように

バタバタしながら事に当たってきましたが・・・

 



相棒がこういう風になってからは

なってしまった事はしょうが無いと腹をくくり

 

 

考え方を変えてみましたら
何か不思議なほどの
心のゆとりが出てきました・・・


約50年ほど前に・・・
結婚前に仲良しの女友達4人と職場の上司1人(男)
の5人のグループで有休を取り立山登山を
したことがありました・・・


山の頂上から下界を見下ろしたとき
家並みがごま粒ほどの大きさに見え・・・


広い観点から人間の生き様を見ると
あんなごま粒のような小さい家の中で


泣いたり笑ったり怒ったりしていること自体が
あまりにもチッポケな存在に感じられて・・・



わたしはもう泣いたり怒ったり悲しんだり
することは辞めよう・・・


人間は大自然の中に包まれて

生かされている・・・

 


自分の意思にかかわらず

大自然に導かれて生かされている

生き物だと言うことを悟りました・・・


宇宙の歴史は・・現在138億年・・
138億年を1年として表すと

 


人間の一生は1秒にも満たない儚い
命だと言われています・・・



その瞬間の命が消えるときに
楽しい思い出ばかりを残せたら
どんなに幸せなことかしら・・・



そう思うときに

自分ばかりじゃなく人にも
そういう幸せ感を与えて上げたいと

思うようになりました・・・



日々笑顔で相棒に接し・・
相棒が不自由な中にも

 


満足して暮らせますように・・・
全力で介護をしていくつもりです・・



明日は相棒の掛かっているK病院へ
相棒を連れて8時に出掛けます・・・



車椅子の移動になりますが・・
押すことにはもうすっかり慣れました・・・



検査結果が早く良くなって

次の手術に進めますように・・・!