娘がへたり老親の様子を見にやって来てくれて
相棒の大好物のお刺身やお総菜類や果物に・・・


相棒の好きな上庄の里芋を買って
持ってきてくれた・・・
「お父さんがこの芋が好きだから煮てあげて・・!」と


相棒は娘にいいところを見せたくて
お風呂に手摺りを付けて貰ったことを
良いことに・・・



お風呂の介護支援を
ケアマネさんにお願いしてあったのに・・・
一人で勝手にお風呂へ入ってしまった・・・



「わたしは腰に力が入らないから上げるのは無理や・・!
一緒に引き上げて」と娘に頼んでいた矢先に


相棒・・・烏の行水で・・・?

バスタオルを巻いて
私達のいる台所まで裸で・・・
(さすがに 娘に恥ずかしく急所は隠して)


杖もつかずにすたすたと歩いて
上がってきた・・・


「あんた何してるの・・・?
そんな格好して・・・?


お風呂は一人では無理だって
ケアマネさんと話し合ったじゃない・・・?
転んだら元も子もないわよ!」



と言うと
「うら風呂ぐらいは一人で入れる!
ケアマネさんに入浴サービスは断ってくれ!」

とは・・・?


リハビリに通うのは嫌だと言い
入浴サービスに送迎されるのは嫌だというなら

 


介護サービスをお願いしたスケジュール管理は
皆・・無駄だと言うこと~~?


まだ一ヶ月経たないと介護認定は降りないと言うけど
相棒の回復度が早すぎてありがたい戸惑いばかりが
日々更新されていく・・


娘が裸の相棒を見て
「お父さんの体は皮と骨ばっかりでうらやましいわ?
ウェスト周りも皮で皺だらけなんて・・・
痩せすぎじゃないの・・・?」


と心配してる・・
「お父さんの体は私達の求める理想の
先端を行ってるんだから・・

 


それを自慢したくてわざと裸身をあんたに見せたくて
ここへ来たんじゃない・・?この~ド変態!」


と言ってやると嬉しそうに笑っている相棒!


なんだかこの調子でいくと足腰痛まない
相棒の方が先に元気になり・・


わたしの方が相棒の届く介護認定を

変わってそのまま使用となりそうでコワイ・・・?

 


状況は日増しに変わり明日の人の健康は
そのときになってみないと
予想できないものである・・・


娘が「わたしが弟と分担し合って休みを取るから
お父さんとお母さんの手術の日が決まったら教えて!


お母さんが入院してるときでも重なったら
ちゃんとお父さんの手術に立ち会うわ・・


職場で了承して貰ってきた・・
1週間前に教えてね・・!」


と言ってくれて・・・
これでまず一安心・・・

 


そのときになればなんとかなるでしょう・・・


それにしても・・相棒・・・?
手術してから今日で33日目なのに・・・


まだ微熱が37.3度続く中で・・
娘に見せたあのパフォーマンスの
お風呂入り行事は何事ぞ・・・?


本当に回復してきているのか・・?
それとも又

から元気の一人芝居か・・・?


普段は食事の時に部屋へ呼びに行っても
杖無しでは立てもしないし歩けない者が・・・?


わたしがボケて夢を見たのだろうかと
思わず我が身を疑ってしまうわたしです・・・?



そのまま明日もあさっても

その元気さが続いてくれますように・・・・・!