相棒の母親の一番下の弟(叔父)の
50回忌の法要に参列させていただいた・・・


亡くなった50年前は・・・
丁度わたしが長女を出産した
10日目のことだった・・・


今相棒が通っているK病院前の交差点で
交通事故で即死・・・


その当時相棒の従弟はまだ保育園児で
父親の一番必要なときに本人の
記憶にしっかり残らないまま他界・・・・


母親が女手一つで従弟を育て上げ
大学まで出した・・・


今はその母親も高齢の身となり
市内の老人ホームへ入所中である・・・


従弟夫婦は二人の子どもを
大学へ出すため共働きをして・・・

 


忘れずに叔父の年季ごとの法要を

執り行ってきた・・


今日もお経を聞きながら喪主である従弟は
一人で涙をぬぐっていた・・・

 


従弟は今55歳・・・・

どんな思いが脳裏を去来したのだろうか・・・?


自分が年だと感じたのは
法要の席の後ろに3個だけ座椅子が
用意されていたこと・・・


仏間に通されたときに・・・わたしと・・
相棒の母親の実家の従弟(わたしと同じ年)と
親類の叔母さん(わたしぐらいの年齢)の3人だけが


高齢者用座席を勧められたこと・・・?


アレッ・・・?
もうそんな年だっけ・・・?


と辺りを見回すと・・みんな若すぎる・・・?
伯父さん伯母さんが亡くなると代替わりで


その人の子どもさん達が
親の代わりに集まってくるので我が子ぐらいの
40代後半組が参列していて・・・
若さでは完全に追いやられていた・・・


と言うわけで遠慮無く

高齢者用座席でお経を聞く・・・


お陰さまで最後まで足が痺れなくて快調だった・・・


親戚の中では有名すぎるほど
大胆不敵な相棒の姿が見えないことを

 


心配した人たちが相棒の事を気にして
声を掛けてくださった・・・


「実は明日から入院して腎臓摘出手術を受けます・・」
と言うと・・・

相棒の母親の実家の従弟が「実は僕も2ヶ月前にS病院で
4日間入院して大腸ガンの手術を受けた」
と言い出し・・・


法要を執り行っている従弟が・・・
「僕もYさん(相棒)と同じ病院で・・
昨年胃がんの手術を受け胃を4分の3摘出した・・」
と言う・・・


「うちの家系はガン体質家系なんやろうか・・?」
と相棒の母親の実家の従弟が言ったけど・・・


確かに義母は大腸ガンだったし・・・
母親の実家の叔父は胃ガンだった・・・


でも相棒の父親も肺ガンと胃ガンの手遅れで
見つかってから6ヶ月で亡くなっている・・・


よく考えてみるに・・・
全然血の繋がらないこの町内の人々も・・・


向こう3軒両隣の昭和一桁生まれの方々は
夫婦とも揃ってみんなガンにやられて
亡くなり代替わりしている・・・


これってまさか伝染?・・コロナに続く恐怖か?
宇宙からの侵入者がガン細胞を振りまいてるとか・・?


ここまで来ると完全にSF小説ね・・・?
頭がイカレル前に明日の相棒の
入院準備をしますわ・・・


相棒、明日が入院であさってが手術です・・・


手術後の回復のスケジュール表には
10日間となっていますが・・・


大体それをめどに・・・
回復していくんじゃないかと思います・・


相棒が退院できる日まで・・
蚤の心臓男にしばし付き添って
あげるつもりです・・・


皆様も体調管理をしっかりなさって
インフルエンザやコロナから
身を守ってくださいませ・・・


皆様方にとりまして
ご健康で充実した日々でありますように・・!


きっと元気で戻ってきます・・・
それまで皆様ごきげんよう・・・・