「朝は予約がしてあっても
順番が遅れると次の検査時間に
間に合わないことがありますので・・
予約時間より30分ぐらいは
早めに来てください・・・・」



と・・前回泌尿器科の先生に
念を押されたじゃない・・・・相棒!



「今日は雨降りだし・・・
余裕を持って出掛けたいから早く用意をしてね・・・」
と・・・相棒に念を押してあったのに




トロすぎる・・・

 

オマケに出掛ける前になって

新聞を読み出す・・・・


プッチンプリン!
鬼嫁は居間の電灯を消してやった・・・!


案の定うちの家の前は
車が渋滞していてわたしたちの乗った車が出せない・・・


相棒がせめて5分早く準備が完了していれば
こんなところで時間を食うこともなかったのに・・・




声にならない声を上げるわたし・・・


慌てたってしょうが無い・・・
車が途切れるまでしばし待つ・・・



すでに10分経過・・・



K病院へは30分早くどころか
予約時間ぎりぎりに到着・・・・



相棒を病院の玄関前で降ろし
「わたしは車を駐車場に止めてくるから
あんたは先に入って診察券を入れて
順番を取っておいて!」



と頼むのに・・・
「うら・・イヤダ!ここで待っているから・・
おめぇ~が早く車を置いて戻ってこい!」



あんたがすぐ診察券を機械に入れれば
今までの遅れが取り戻せるのに・・・




雨の中を慌てて車を止めて戻ってきましたわ・・
順番・・かなり遅れました・・



麻酔科の先生は若くてスタイルが良くて綺麗な
女の先生でした・・・


当日の手術の説明から・・
「腎がん摘出手術の所要時間は3時間で
麻酔時間の前後1.5時間を入れて
おおむね4.5時間から5時間ぐらいで終了予定です」


「今どこか痛いところとか質問などありませんか?」
と尋ねられ・・・


相棒・・・?

チトオカシイ・・?


「腰が痛くて・・・?」
「どうしたのですか・・?」


「あんかでやけどしてひりひり痛いです・・・?」

なんで早からあんかでやけどする~?

 


「ああ~低温やけどですね・・
アレは結構治るのに長くかかりますね・・・」


お見事!

さらりと交わされています・・・



泌尿器科では・・
今回は手術時のまさかの場合のリスクを
覚悟するように・・手術の説明と同時にリスクの列挙・・・


相棒は聞きたくなくてアッチムイテホイ・・・
わたしがしっかりメモを取る・・・


それでなくても不安がってる蚤の心臓男の前で
これでもかと言うほどのリスクの列挙とは・・・


たいしたことが無いと言って気が弱い

相棒をだませないじゃない・・・・?

 



入院の説明の最後に・・・
臓器提供をするかしないかのサインを
記入することになっていて・・・


最後はこう来たか・・?

 


相棒に・・さらりと聞いた・・


「あんたは臓器提供はどうする・・わたしの場合はOKだけど・・」
と聞くと・・・



「誰にもやらん!」と言う
そうよねぇ・・・心も体も滅入ってる本人を前にして
さらに臓器提供の書類にサインせよとは酷な話・・・



大きな手術を受けると言うことは
死ぬか生きるか半々の勝負だと言うことを悟った・・


もし不幸にして手術が成功しなかったとしても
残っている臓器は他の人の
命のプレゼントになり新たな生命を吹き込む・・・



わたしはそんな人のためになるなら・・・
喜んで必要な人に臓器を提供したい・・・



でも相棒の意思を尊重して
相棒の臓器は誰にも提供しないわ!


毎日病院通いのわたしたち・・・
明日(26日)はかかりつけ医の内科へ・・・


そして2日後の月曜日には(28日)
K病院の循環器内科の安静心電図チェック・・・


その週の日曜日(10月4日)に入院して
5日に手術です・・・


入院期間は大目に見て2週間と
お聞きしています・・・


回復が早ければもっと早く退院できるかも
知れません・・・


「微熱があると病院へ外来で通えませんので
病院へ通える体温になるまで置いてください」
と鬼嫁は要望しましたわ・・・


これぐらいは聞いて欲しい・・・!