若い人は病気で入院しても
特別な病気を除いてほとんどが
元の健康な体になって退院していく・・
だけど・・70過ぎれば・・・
ひとたび入院すればその
原因部分の治療は快癒しても・・・
もっと困った症状を抱えての
退院となってしまう場合もある・・・・
相棒の母(義母）は73歳で19歳の大学生の
運転する車にはねられて
両膝骨折・・・・
糖尿病があったため手術が出来ず5ヶ月間
ギブスだけをはめて自然に治すための
入院をしていた・・・
足が治って退院する頃には認知症を併発し
退院してきた家がどうしても自分の家だと認識出来ず
しばらくは義母の実家が我が家だと思い込み
真夜中に家を抜け出し2キロ離れた義母の実家へ
歩いて行ってしまうことがあった・・・
義母の実家の相棒の従弟からすぐ電話が掛ってきて
「おばちゃんがパジャマのまま歩いてきた。
本人は何故ここへ着たのか
ワカランと言ってるし・・・
朝仕事に行くとき僕の車に乗せて連れて行くから
心配しないで待っていて欲しい・・」
と連絡があって始めて分かったこともあった・・・
相棒はそんな母親を知っているから
自分もそうなりたくなくて
長引く入院生活は断じて拒否する・・・
入院が必要だと言われると必ず退院日を確認し
「ＸＸ日には退院ですね。心の準備がありますから」
と聞き返す・・・
(・・・何の準備や？無職のくせに・・・？）
体は動かないくせにこういう事態になって
何故か普段使っていなかった
頭ばかりが活発に動くようになった・・・？
だから余計に・・・朝から自分の眼鏡探しから
始めているわたしへの指図や命令が多い・・・
観念して・・わたしの言うことに
従うのかと思っていたら・・・
なんだこりゃぁ～？
「殿・・また命令ですかい？」
わたしの身が持たん・・・！
だけど今まで仕事も辞めずに
最後まで勤め上げて・・・
妻子を養ってくれた恩義があるので・・・
わたしも義理を果たさないかん・・・
と思うけど・・・
相棒のいつまでたっても、態度Ｌは変わらない！
あさっては泌尿器科の検査日なのに・・
今日は又微熱が・・・37.4度
解熱薬を使用するほどのこともないけど・・・
門番さんに？体温が36.5度じゃないと
入れられないと言われたら・・・
「退院するとき37.9度で退院しました！
その責任取ってください！」
なんてことは死んでも言えないし・・・
そんな場合の対策も明日は
病院側と相談しておかないと・・・
明日一日が体温との勝負所です・・・
せめて金曜日1日だけでいいから・・・
微熱が出ませんように・・・