弟は相変わらず地元の病院で
身動きが取れない状態で
 

喉から管を入れ24時間そこから
痰の排出を行っていただき
 

胃瘻カテーテルで栄養を
流し込んで貰っている状態です・・・
 
 
熱も出ると3.4日は続きながら
そのたびにお薬を流し込んでいただき

 

ものも食べられず会話も出来ず
ごろんと横に転がされたままの状態で
日増しにやせ細って行きます・・
 

命が枯れ果てるまでこの状態で・・
生と向き合って行かねばならないと
思うと・・・
 

可哀想と言うより
胃瘻を今更引き抜くわけに行かない
状態の中で・・・・
 
 
本人はどんな思いで
日々を過ごしているのかと思うと・・・
 

ただ生かされているだけ命のことを
つい考えてしまいます・・・
 
 
今日は弟が入院していて初めての
ビックリする出来事が
あったそうです・・・
 

義妹が病室で
弟の寝ている写真をラインで
送ってくれました・・・
 
 
偶然か?奇跡か?
 
 
その写真は
弟が嬉しそうに大きな口を開けて
 

笑っている写真が2枚送られて
きました・・・
 

その原因は・・・
 

弟は中学校の時、同級生と4人で
交換日記をしていたそうで・・
 

その同級生の女の子のお嬢さんが
弟の担当の看護師さんだそうです・・
 

同じ地元出身で母親の同級生
と言うことで・・・
 

弟に対して優しく
接してくれているとか・・・
 
 
「Mさん!昔お母さんと交換日記を
してたんやてね?」
とその看護師さんが言うと・・・
 

すぐに反応して笑い出したそう?
 

義妹よ・・

弟はモテすぎた・・・・ごめん!
 
 
義妹が・・・
看護師さんが退室した後・・・
 

もう一度「おとうさん中学時代
Iさんと 交換日記してたんやてね!」
 

と念を押すと・・
弟はまたしても大きな口を開けて
笑ったそうです・・
 

声は出ませんが・・・
 

よほど隠しておきたい事項がバレて
気まずかったのか・・・?
 

ついでにその調子で
奇跡が起こるといいのに・・・・
 
 
代わり映えのしない入院生活の中で
久々の大ヒットでした・・・
 
 
これが最後の笑顔だったと
言うようなことが
ありませんように・・・・