今日は亡き義父の月命日の日で
いつものように
 
 
菩提寺のご住職さんが
朝の6時10分に
お経を上げに見えました・・
 
 
年が行くと早朝の5時起きでも
目覚めるのが早くなって
ちっとも苦痛じゃなくなりました・・
 
 
ご住職さんの後ろの方で座って
お経を聞いているのですが・・
 

以前わたしがお経の本を持って
ご住職さんの
上げてるお経を聞いていたときに・・
 
 
「後ろでお経の本を見ておられると
緊張してやりづらい・・」
 

と言われたのを思い出しましたが・・・
・・・だけど・・・
 

お経の下りが『上方世界』と
言うところへ来たら・・・
 

飲んでいただく
お茶の用意をしなければ・・・
 

熱くて美味しいのを
お出ししたいから・・・・・
 

それより早いと冷めてしまうし・・
それより遅いと
 

お茶の色が出ないうちに薄いまま
お出しすることになると困ると思って・・・
 
 
お経の本を見えないところに置き
隠れてお茶出しのためにチラ見
していました・・・・
 
 
ご住職さん
今日は何があったのか・・・?
 

まさか出掛けに
夫婦げんかとか・・・?
 

読まれてるお経が上の空・・・
 

5分で終わるはずのお経が・・・
5分経っても・・・・
 
 
『上方世界』へ到達せず・・・
♪ 迷い道ウ~ロウロ・・・・・♪
 

たったの5分のお経で・・・
30秒の絶句・・・・4回・・・?
 

5分間のお経で
お布施5千円お包みしますのよ・・・
 
 
分給千円なり・・!
 

ご住職さんせわしげに・・・
お仏壇の引き出しを開けてみたり
凜棒をならしたり・・
 

細かいパフォーマンスで
わたしの意識をそちらへ向くように
されているのか・・・?
 

穴があったら
代わりに入ってあげたい心境とは
このことを言うのでしょうねぇ・・・
 

ご自分でもこれはしまったと
思われたらしくて・・・
 

わたしがお出ししたお茶を
普通なら全部飲みきられるところを
 

一口だけ飲んで静かに
お帰りになりました。
 

口べたなわたしは・・・
フォローする言葉も
出てこず・・・・
 

頭だけ下げて・・・
お見送りいたしました・・・
 

ご住職さんごめんなさい・・・・