最近は老夫婦の亡くなった後の家は
まさにゴミ屋敷化の状態・・・
 

とても掃除なんか出来る
健康状態ではなかったんだろうと思う・・
 

分別ゴミも区分けできず・・
町内から苦情が出るのを避けて
 

ゴミ出しをしないものだから
家の中はゴミの山・・・
 

病院で亡くなれば一度は自宅へ
遺体を連れて帰るのが習わしなのに・・
 

あまりのゴミ屋敷化のひどさに
親戚なども手が付けられず・・
 

病院から葬祭場へ直行という形を
取られる方もあり・・・
(家族葬じゃないのに)
 

本人(遺体)は、住み慣れた自宅へ
一度は戻りたかったんじゃ
ないだろうか・・・
 

そこで親しい方々の弔問を受けて
心穏やかに・・・・
 

葬祭場へ向かいたかったんじゃ
なかろうかと・・・・
 

他人事ながら一抹の淋しさを
覚えてしまったわたし・・・・
 
 
姉が言った・・・
「父や母が元気な頃は誰も知らない所へ
一人で死んで行くのが怖かった・・・
 

でも75歳を過ぎるともうそんなことは
少しも怖くない・・・
 

親や祖父母や、おじさんおばさん、
従兄弟達の多くが逝ってる
その場所の方が・・・
 

身動きの取れない状態で
ただ一人寝かされて・・・
回りに迷惑を掛けてまで・・・
 

生きなければ成らない不安より
遙かに救われる・・・」と。
 
 
わたしも・・・
今は身体的には
何不自由なく暮らせても・・・
 
 
明日のことは分からない・・・
 

日頃気をつけることは・・・
寝たっきりにならぬよう・・・
ボケぬよう・・・
 
 
絶えず健康に留意し
こまめに動き・・・
掃除をするのを億劫がらず・・・
 
 
ゴミ屋敷化の
ブラックリストにだけは
載らないようにしたい・・・
 
 
立つ鳥跡を濁さず・・・!