相棒とブリ大根の
おかずを食べていたときのこと・・
 

わたしが自分の食器によそった
ブリの切れ目を綺麗に皮を剥いて
食べやすくしていたら・・・
 

「魚は皮と身の間に栄養が一杯
詰まっているのにそんな食べ方はない・・」
 

と口を挟む相棒・・・
 

だって煮たブリの皮は厚みがあって
黒光りしていて・・・
見た目もなんとなくグロテスク・・・
 

気持ちよく食べられる方法を
選んだだけ・・・
 

魚の栄養について知ったかぶりをして
うんちくを傾ける相棒・・
 

・・誰もそんな話聞いてないし・・・
 

いっこうに終わらない・・・・
バカみたい・・・
 
 
ご飯の前の長話は嫌いや!
ついにプッツンしたわたし・・・
 

「仮に栄養が魚の身に半分と
皮に半分あるとするなら・・・
 
 
わたしは栄養満点の体やし・・
身だけ食べても栄養は十分回るわ・・
 
 
残ったブリの皮部分の栄養は全部
骨皮筋衛門のあんたにあげる!」
 
 
と綺麗に剥いたブリの皮を
相棒の前につきだした・・・
 
 
すると・・・
「うらそんなもんはイラン!」・・・・・?
 
 
出来もしないくせして・・・
人の食べ方に・・・
いちいち口出しするなちゅうの!
 
 
 
今日の笑顔は三日月並み・・・
 

そんな日もあるさ・・・
 
ごめんなさい・・・!