今日は月曜日で燃えるゴミの収集日・・
 

わたしが前日ゴミ袋に入れたゴミを
玄関まで出しておいたのを
 

相棒がゴミ収集場まで持って行くことに
決めてある・・・
 

相棒を寝たっきりにさせないための
わたしが考えた唯一の運動療法!
 
 
時々眠いと死んだまねする相棒・・
歩いて5.6メートル先だから
 

そんな日はいくらでも
わたしが代わって持って行けるのだが・・
 

ダメダメ・・そんな甘い態度を取ると
だんだんズルを起こすのが目に見えてる・・
 

今朝も・・・携帯を30回コールしてもダメ・・
さらに20回コール中・・・
 

こういう日は、まさかの事態も予測される・・
心臓発作で逝ってるとか・・・
 

まてよ・・そういう場合には
第一発見者がまず疑われる・・・
 
 
相棒の部屋には
入らないことにしてるのに・・・
 

相棒の部屋のドアノブに
わたしの指紋が付いてると
犯人だと疑われそう・・
 

確かに・・
 
だけど・・
 

わたしは一生金のなる木の相棒を
そんなに簡単に殺めたりするもんか・・?
 
 
だけどドアノブの一番新しい指紋が
わたしだったなんてイヤだ~!
 
 
だけど・・死んだまま何時間も放置だなんて
事になると顔入り写真がネットで流れるかも・・
 

そうなると化粧でもして
インスタ映えする顔に・・?
 

待てよ~!
今それどころではないだろう?
 

わたしの指紋を残さず
相棒の生死を確認する方法が先だった・・
 

ああ~そうだ・・・
相棒の仕事に使用した白い手袋が
まだどこかに少しは残っていたはず・・
 

それなら大丈夫・・
わたしの指紋は残らない・・
 

いい考えだ・・でかした羽奴!
 
 
ところで退職してからかなりの
年月が経ってしまってるけど・・・
相棒の白手袋はどこへやったっけ・・?
 
 
探しものから始まるわたしの日常!
 

ゴミ出しのことも相棒の生死を
確認することもすっかり忘れて・・
 

ガタゴト・・手袋探し一筋に・・・
二階の押し入れをあさってると・・・
 
 
「ゴミだしやろう!」と相棒が
ヌボ~っと起きてきた?
 
 
何・・・相棒・・・?
生きてるじゃない・・・?
 
 
人騒がせな!