ある近所の奧さんのつぶやき・・・
 

娘さんがお盆で東京からご主人と
お子さん二人を連れて
帰ってこられていたときのこと・・
 

たまに帰ってきたんだからと
食べたいものを一緒に食べられるお店へ
連れて行かれたそう・・・
 

娘さん夫婦は食べ終わると家族揃って
「ごちそうさまでした!」と元気よく
頭を下げると言われる・・・
 

こちらへ招待したときには親が食事代を
出すのが当たり前だと思って出しているけど・・
 
 
わたしたちが招待されて東京へ行った時は
「お父さんお母さん何が食べたいですか?
好きな物を選んでもらえれば
食べるお店へ連れて行きますから」と言われ
 

遠慮なく好きな料理を言うと・・・
確かに連れて行ってくれるのはいいけど・・
 

あの子達お財布を持って行かないのよ・・
家族分みんなわたしたちが支払って・・
 

そこでも又娘家族4人が「ごちそうさまでした!」
と元気よく頭を下げるだけ・・・・
 

帰ってからゆっくりビールでも
飲みましょうと言われても・・・
 

確か娘夫婦の家の冷蔵庫には食材の買い置きがなく
発泡酒のビールが1本しか入ってなかった
ことに気づいた奧さんは・・・
 

食事帰りにスーパーでビールと明日の食材を
調達して戻ったとか・・・
 

最近の子どもは親に何か御馳走して
ゆっくり泊めてやろうとか・・・
 

御馳走を作って親を待っているとかは
しないのね・・・
 
 
親が来たら一緒に美味しい御馳走を
ご相伴に預かるぐらいにしか
考えていないみたいで気楽なもんだわ・・・
 

と言われるけど・・・
そういう子ども達を育ててしまったのは
わたしたちなのよ・・・
 

親が自分たちが節約しても決して何があっても
子ども達の負担にならないようにと育てた結果が・・
 

子ども達は親を自分たちの家へ呼んで労ったり
食事を食べさせたり泊めてあげるという
発想が出来なくなってきてるし・・・
 
 
立ってる物は親でも使えという感じで・・・
自宅へ呼んでまで親に料理を作らせる
子ども夫婦もいるという・・・
 
 
まだ食事代だけだしてでも娘さん夫婦の家に
一晩泊めてもらえたことは
ありがたいことだと思わないと・・・・ネ!
 
 
わたしたちの時代は・・
相棒はわたしの親どころか叔母さんや
私の姉妹、甥姪まで用事があってやってくると
 
 
気軽に一部屋使ってくれと明け渡し
半年間ぐらいの世話をしても快く協力してくれて
文句一切言わなかった・・・
 
 
もちろんわたしも相棒の兄姉が夏休みで
子連れで長期滞在しても同じように
最後まで笑顔で接してあげることが出来た・・・
 
 
ギブアンドテイク・・ね
 

自分がやって貰って嬉しかったことは
相棒の兄姉や甥姪、親族に対しても同じようにと
常に考えている・・・
 
 
 
相棒と長く一緒にいられたのは・・・
決してお互いの家族や親族、兄姉、甥姪の悪口を
お互いが口に出さなかったからかもしれない・・
 
 
相棒とは暦の上では凶の関係で・・・
暦が変わらない限り
この関係は一生物ですが・・・
 
 
お互いに健康で支え合いながら
もう少しだけ生かせていただけたらと
願っております・・・・