わたしは今まで大きな勘違いをしてたのかしら・・?
 

不信心すぎて今まで聞いたお話の内容が
右から左だったのかもしれません・・・
 

仏教の法話で渡された本を見てビックリ・
 
 
餓鬼道に落ちて苦しんでいたのはお釈迦様の
お母様かと思っていましたら・・
 
 
お釈迦様のお弟子様の中で神通第一と言われた
木蓮尊者のお母様で・・・
 

木蓮が神通力でご自分の亡き母を探してみると
餓鬼道に落ちて苦しんでおられたそう・・・
 

餓鬼道とは貪欲の報いから常に
飢餓に悩まされた状態です・・・
 

木蓮は皮と骨だけのような母に鉢に盛ったご飯を
差しだそうとしましたが・・・・
口に入らず炎を上げ炭になってしまいました・・
 
 
ここで木蓮の母が何故餓鬼道にいるかというと・・
決して・・・わたしたちが普通に感じてる・・・
 

貪欲や悪行をなしたわけでは
なかったのです・・・
 

餓鬼道に赴いたのは・・・
たとえば高熱にうなされる我が子を
病院に連れて行った場合・・・
 

順番を待つべきことは解っていても
辛そうにしている我が子を
先に見て欲しいと思うがあまり・・
 
 
我が子が一番重病人かのように大げさに
病状を叫ぶかもしれません・・
 
 
我が子を思う母の愛情は美しくても
我が子を思う母の心は全ての存在を
 

平等に観る大きな慈悲というわけでは
ないそうです・・・
 

母親が我が子を守るために
大げさに病状を言って・・
 

他の人の順番を無視して取った行動は
妄語であり・・割り込むと言うことは
 
 
誰かを蹴落とし・・・
誰かを傷つける行為で
悪行と言うそうです・・
 
 
木蓮は、自分を育て守るために貪欲や
悪行に赴かせたのは
自分自身であったと始めて気づくのです・・
 

その他省略・・・
 

その後供養して母親は餓鬼道から
救い出されたのですが・・・
 
 
生きている限りは仏教で言う悪行と貪欲は
母親にとっては
切り離せないものかもしれません・・
 
 
子育てを成し遂げた母親は
みんな一度は餓鬼道へ
落ちていくんじゃないかしらと・・・
 
 
邪悪な羽奴が申しております・・・
 

お釈迦様・・・誠に不信心で・・・
申し訳ございません・・・
 
 
何とぞお許しくださいませ・・・!