今不動産を所有してる人は大変・・・
 

お隣は商売をしておられるので
うちの隣の借家に住み・・・
 

通りの前にお店を構えて
お子さんや職人さんを雇って
仕事をしておられる・・・
 

借りた家が築40年だとかで
あちこち順に傷んできて・・・
 

昨年台所を100万円掛けて
改修工事をなさったのに・・・
 

今度はお風呂場が傷んで
浴槽から全部取り払い・・・
 

今ばやりのお風呂に改修工事を
されるとのこと・・
その費用も又100万円だと言われる・・
 
 
貸家だからその費用は
全て大家さん持ちだとか・・・
 

借家住まいの方は固定資産税も掛からず
家賃さえ支払っていけば
 

永久に快適な家に住み続けられて
壊れたり不自由な箇所は全て
大家さんが直してくださるので・・
 

個人の一戸建ての家より
気楽に住めるかな・・と
思ったこともあった・・・
 

自宅だと固定資産税を支払いながら
屋上の防水工事だとか外壁直しとか・・・
 

お風呂や台所、トイレの水回り工事など・・
何年かごとの改修工事費用も馬鹿にならない・・
 

お隣の家賃は月10万円だそう・・・
 
 
大家さんの立場になると・・・
家賃10万円ぐらいで・・・
 

元会社員で年金暮らしの老人が
専業主婦だった奧さんの面倒を見て・・
 
 
永久に家賃収入を当てにして暮そうと思っても
古くなれば毎年のように度重なる改修工事で
100万円単位で修繕費を出していては・・・
 

家賃収入なんて・・・
全然儲けになったりしないのでは・・?
と・・ふと思ったりもする・・・
 

わたしたちが亡くなった後・・この家を壊さず
息子夫婦が人に貸して
家賃収入で暮せばいいわと思ったことがあったが
 

このように年月と共に改修工事が必要になり
息子が支払い続けねばならないかと思うと・・
 

却って不動さんを残すことは
息子夫婦にとって負担になるかもしれないと
ふと思った・・・
 

ならば「更地にして駐車場にすればいいかしら」・・
とお隣の奧さんに言ったら・・
 
 
「ダメダメ!駐車場はやめとき!
駐車場のほうが固定資産税が高くなるのよ・・」
 
 
と・・さすが不動産屋の奧さんは詳しい・・・
 
 
将来は修繕費の掛かる家を他人にも貸せず・・
壊して駐車場にも出来ず・・・
 

「いったいどうしろっていうんじゃい!」
 

相棒の姉兄や親族が生きている限り
相棒にとっては亡き親の土地を売りにも出せない・・・
 

息子が先祖から受け継いだこの土地を
どう守っていってくれるか?
 
 
今後の大きな課題でもあるような気がする・・・